暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第69話:喫茶店・MITSUBACHI
[5/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
れるのは当然じゃねえか」
「確かにねえ、私もコンビニのお手伝いしてるから分かるけど、うちも新作スイーツとか出れば仕入れるし」
ハニービーモンの店が現れたばかりに大赤字になってしまったデジタマモンには同じ店を経営してる側からすれば変化が全くないデジタマモン側にも問題はある。
「うちは何時もこのメニューで稼いできたんだ。こだわりのメニューなんだよ!!」
ブイモンはこっそり店から抜け出し、外に出た。
「それで大赤字じゃねえか」
「うるさい!!」
飄々としているハニービーモンと怒りで殻が真っ赤になっているデジタマモン。
「あれ?ブイモンは?」
「え?いない?何時の間に?」
大輔とヒカリがブイモンがいないことに気付いて辺りを見渡すが見当たらない。
「ただいまー」
「あんた何処行ってたのよ?」
「うん、ちょっとな。まあまあ、デジタマモン。少し熱くなり過ぎだ。これを飲んで落ち着け」
デジタマモンに気付かれぬように粉末をコップに入れ、ジュースを入れてデジタマモンに差し出した。
デジタマモンは鼻を鳴らしてそれを一気飲み。
ブイモンは顔を背けると暗黒デジモン顔負けの極悪の笑みを浮かべた。
計 画 通 り…!!
次の瞬間、デジタマモンが倒れた。
「は?」
「ククク…ワハハハハ!!俺がジュースに仕込んだ物が効いたようだなあ。」
極悪な笑みを浮かべるブイモンにタケルは冷や汗をかいた。
「ま、まさか…デジタマモンを黙らせるためにさっきのジュースに毒を!?」
「まあ、毒っちゃあ、毒だけど」
【ええ!?】
「まあ、明日のお楽しみだな。明日になればデジタマモンは綺麗に生まれ変わっている」
「は、はあ?」
「金やメニューに異常に拘らず、柔軟な思考を持った綺麗なデジタマモンにな」
「………そんな簡単に変わるわけないじゃない」
「だから明日のお楽しみだって…それじゃあ解散」
一同は現実世界に帰り、大輔達は自宅に帰ったが、京はパソコン室のパソコンを賢と共にチェックしてから帰ることに。
「本当に変わるのかしら?」
「京さん?」
「だって、あんな頑固者な守銭奴みたいな奴よ?私はあんなのが簡単に変わるとは思えないんだけど?おまけにどう見てもへんてこな格好してるし、何を考えてんのか表情が見えないし…」
「デジタマモンに限らず表情が分からないデジモンはいますが…」
デジタマモンに限らず表情が良く分からないデジモンは沢山いる。
「でもさ」
「京さん、確かに京さんの言いたいことも分からなくはありませんが、人やデジモンもちょっとしたきっかけで変わるものですよ。ブイモンの言葉を信じてまた明日、あの
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ