暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2240話
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から。
 だが……その辺りの事情を考えず、ただルナ・ジオンやシャドウミラーが気にくわないからというだけで、攻撃をしてくるような者もいるのだ。
 でもって、何故かそういう奴に限ってある程度権限のある地位にあったりするんだから、厄介なんだよな。
 その辺りの事情を説明すると、シーマは納得したように頷きを返す。

「なるほどね。そうなると、やっぱり一番可能性が高いのは、あたし達だけで出撃する……ってところな訳だ」
「そうなるだろうな。……出来れば、ドロス級も来てから出撃した方が、戦力的に安心出来るんだが……そっちはいつ来るか分からないからな」

 グワジン級が今日来ただけでも、ある意味で運が良かったという事になる以上、ドロス級の方は一体いつになるのやら。
 ジオン公国としても、ルナ・ジオンの戦力は出来るだけ増強したくはない。
 特にドロスはジオン軍にとっても非常に重要な意味を持つ。
 それこそ、機動要塞的な扱いが出来るというだけで、宇宙を拠点としているジオン軍にとっては大きいだろう。
 何しろ、ある程度好きな場所にドロスを配置出来るのだから。

「あたし達が第3勢力として……か。そうなると、ジオン軍と連邦軍の両方を敵に回す事になりそうだね」
「何だ、怖いのか?」
「冗談をお言いでないよ」

 半ば挑発するような俺の言葉に、シーマは闘争心に満ちた獰猛な笑みを浮かべつつ、俺に視線を返すのだった。
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