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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第66話:メタルグレイモン
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タルには対象のデジモンの一段階上の進化を可能にする力があるようなんです。成熟期の状態でこれを使えば…分かりますよね?」
「…完全体か」
紋章をデジタルワールドに解き放ってからブイモンを除いたデジモン達は完全体への進化がし難くなってしまった。
「一応聞いとくけど完全体の状態でやれば究極体も可能か?」
「その可能性は充分に。しかし流石にそれも万能ではないみたいで、会得出来てない進化…例えばテントモンですけど、究極体への進化が出来ていないから、アトラーカブテリモンより先の進化は不可能です」
「流石にそこまで便利じゃないか。さて…」
「ヤマト。それ…使う?」
「いや、第一線を退いている俺よりも使うべき奴らがいる。」
ヤマトの脳裏に今、戦っている大輔達の姿が過ぎる。
大輔はずっと前からデジメンタルを使っての戦いだから除外。
因みに3年前と現在とでは同じアーマー進化でも微妙に異なる(何でも3年前までは紋章の力で鎧を構築してアーマー進化していたのに対して、現在はただデジメンタルそのものを身に纏ってアーマー進化している違いがあるとのこと)らしいが。
だからヒカリ、賢、タケルの誰かに譲るべきだろうとヤマトは考えている。
「…やっぱり、ここはヒカリちゃんかもな」
今回捕まっているのは太一のアグモンでヒカリにとっても縁深い存在だ。
「と言う訳で、京ちゃん。俺達も連れて行ってくれ」
「分っかりました!さあ、待ってなさいブイモン!!私が単なる役立たずじゃないってとこを思い知らせてやるんだから!!」
京は燃えていた。
ヤマトと空は苦笑しながらデジヴァイスを構えてデジタルワールドに。
一方大輔達は、アグモンを捜してデジタルワールドを歩き回っていた。
重くなる雰囲気の中、ダークタワーを発見して破壊しようとした時、ウッドモンが現れたが、フレイドラモンで一蹴。
運良く得られた情報で町に立ち寄る。
「デジモンはいないか」
町の住人であるはずのデジモンの姿はどこにもいない。
皆が治に連れ去られてしまったのだろうか。
「あの野郎を追い詰めすぎたな。他人のパートナーを奪うとかなりふり構わない行動に出ていやがる。」
「全く兄さんは、一度徹底的に痛い目に遭わせないと分からないようだね」
「僕にどうやって痛い目に遭わせるんだ愚弟?」
真上から聞こえてきた声に全員が上を見上げる。
そこには治と…。
「メタルグレイモン!?」
ウィルス種のメタルグレイモンであった。
「ふふふ…感謝したまえ。君のような凡人のパートナーデジモンが僕が初めて完全体を支配することが出来た証になれたのだから」
「何だとこの野郎!!」
「…ん?
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