機動戦士ガンダム
2239話
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LMS-01SP ヅダスナイパーとなります。その名の通り、遠距離からの狙撃を得意としている機体で、宇宙空間に浮かんでいるデブリに膝や足の裏にあるスパイクで身体を固定し、狙撃。また、狙撃した後はヅダ特有の機動力で即座に移動し、敵が狙撃場所を探している時に場所を変えて更に狙撃をするという、高機動狙撃型とも呼ぶべき機体となっております。尚、SP型が使用するライフルは残念ながらクレイドル内部で使う事は出来ませんが、性能は宇宙空間でテストをして十分に確証済みとなります。何より、このライフルはSP型が使用する為だけに作られた代物で、この世界においてはかなり高性能の武器となっております!」
ああ、あの銃身の長いライフルはどこかで見た奴かと思ったら、以前研究所で見た奴か。
あの時はまだ開発中だったらしいけど、しっかりと完成してたんだな。
「遠距離からの高機動狙撃か。……やられる方にしてみれば厄介だろうな」
少し離れた場所でラルがそう呟くのが聞こえてくる。
まぁ、実際Eフィールドのような全方位のバリアがあればまだしも、それがないとなれば、遠距離からの狙撃を防ぐのは難しい。
クスコやマリオンのようにニュータイプ能力があれば、殺気の類を感じてどうにか対処出来るかもしれないが。
「次は、こちらです!」
SP型が最初に出てきたヅダの隣に並ぶと、司会の声が再び周囲に響く。
次に姿を現したのは、当然のようにヅダだ。
だが、通常のヅダと違う点は、背後にプロペラントタンクとスラスターが合体したような物を装着している事だ。
武器の方も、マシンガン……ただし、ザクやシグーが使っているようなのではなく、普通の片手で持つような……それこそ特殊部隊が使うようなサブマシンガンをそのまま巨大化したような武器を持っており、腰にはショットガンは備え付けられていた。
いざという時は、そのマシンガンからショットガンに持ち替えて使うのだろう。
ちなみにそのショットガンはイフリートが使っていた物を改良した奴なのは間違いない。
ショットガンとは逆の腰には、ヒートソードが装備されている。
また、足や手には小型のミサイルポッドが装備されていた。
「こちらは、強襲用のバリエーションLMS-01Aとなります」
A……強襲、アサルトのAか? そうなるとさっきのSPはスナイパー?
「特徴的なのは、背中のアサルトブースター。これはプロペラントタンクとしても機能しており、ある程度自由に動かす事が出来るので、簡易的な物ですがAMBAC肢としても使えます。敵に突撃する時にはこのブースターを使って一気に接近。ミサイルやショットガン、マシンガンといった武器で一気に敵を撃破した後で、再度ブースターを使ってその場を離脱します。もしくは、プロペラントタン
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