暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica26反逆の騎士隊〜Orange Rhododendron〜
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が恥で愚かだ」
「ですね」
「とりあえず、ねえルシル。私たちにもヴィヴィオ達に贈った発信機能を持ったアイテムちょうだい♪」
わたしとアンジェとルシルで大隊の今後の動きの予想をしてると、そう言いながらルミナがルシルの背中に飛びついた。強制的なおんぶ体勢で、ルミナの豊満な胸がルシルの背中に押し付けられる。それでもルシルの顔が赤くなんないのは流石としか言いようがない・・・。
「重いぞ、ルミナ」
「あれ〜? いつもの紳士っぷりはどこへいった〜?」
「酔っているのか?」
「何やってんの!」「何をやってるの!?」
わたしとトリシュでルミナを引き剥がす。わたしがルミナとルシルの間に割り込んで、「ダメダメ! これ以上ライバルなんて無用!」って両腕で×を作る。ルミナは「じゃああれはいいの?」ってわたしの後ろを指差したから振り向いてみると・・・。
「あああああ!」
今度はトリシュがルシルにおんぶしてもらってた。羨まし過ぎて嫉妬の炎がメラメラだよ。
「トリシュ!? 何やってんの!?」
「いえ、ちょっと疲れたな〜と」
「ルシルだって疲れてるんだから、そんな事しないの! てか、ルシルもルシルでしっかりトリシュを支えてるし!」
「いやだってトリシュを支えなければ、俺の首が絞められるだろ?」
なんて言いながらルシルはトリシュを背負ったまま歩き続ける。わたしはルシルの右隣に追いついて「だったら、降りて、って言えばいいじゃん!」ってトリシュを指差す。
「別に構わないよ。今日はただ警邏ルートを歩くだけの1日だったからな、大して疲れてないよ」
「だそうですよ、イリス。私はこのままルシルさんに背負われていても問題はないのです♪」
満足気にわたしを見てほくそ笑むトリシュ。うわ、やばい。わたしの隊も今日この日で終わりかもってレベルの嫉妬の渦がわたしの胸のうちに発生中。むぅーって唸ってると、「ああもう。あとで君も背負うから、そう睨むな」ってルシルが呆れた。
「いいの!? やった! じゃあトリシュ、交代!」
「えーもう? もう少しルシルさんの背中を堪能させてもらいたいんだけど・・・」
ルシルの首に回してる腕をさらにギュッと絞めて密着するトリシュ。なに、この娘も酔ってんの?って思えるほど大胆になってるんだけど・・・。そんなわたし達に「少し静かに」ってクラリスが非難の声を掛けてきた。
「アイリが眠ってる」
夕食時からうつらうつらとしてたから、いつ寝落ちするかと思ってたけど・・・。アイリは本来の30cmくらいの姿に戻っていて、クラリスの頭の上にうつ伏せで眠ってた。まぁそういうわけだから、声量を落としてわたしは「じゃあ次の角で交代」って提案。
「判った。その条件を呑みまし
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