暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica26反逆の騎士隊〜Orange Rhododendron〜
[7/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
移を全て無力化できる術式が敷地全体に施してあるって説明。
「で、何故その加護の中でもそんな真似が出来るのかというと、魔法と魔術の中間に位置する魔女術によるものだったからだと判明した」
『魔女術・・・?』
クロノは聞きなれない魔法体系だったからか眉を顰めた。魔女術なんて古代ベルカ式並みに古いものだから知らないのも無理はないかも。詳しい説明は省いて、その術者についてわたしは知ってることがある。
「たぶん、ファビア・クロゼルグって子だろうね。シュトゥラ国内にあったっていう魔女の森を拠点としていたクロゼルグ一族。その子孫ね。んで、この子もアインハルトみたいに先祖の記憶を受け継いでるみたいで、魔女術も扱えることを確認してる」
『大隊との繋がりは確認できていないのか?』
「その辺は大丈夫だと思う。まぁ危害を加えようとは考えてないと思うし、昔のアインハルトみたくヴィヴィオ達とどう接すればいいか判らないんだろうね。注意はしておくけど、今は放置していても問題ないって思うよ。えっと、わたし達からは以上かな」
『判った。ベルカ関連の話については僕は何も出来ないからな。そっちは君たちに任せるよ、じゃあ何か手伝える事が遠慮なく言ってくれ。出来うる限りの事は協力するつもりだ』
「ありがと、クロノ♪ んじゃ今日の会議はこれで終了とします!」
通信を切ってクロノとの会議が終わらせて、わたし達はそれぞれ食堂を後にして浴場へと向かう。っと、その前に『ルーツィ達ももう休んで』って思念通話で伝えておく。
『『『『かしこまりました。それではお休みなさいませ』』』』
ルーツィアとルーツィエ、オットーとディードの4人は教会本部への出入りはしていないけど、ひょっとしたらすでに偽者かもしれないという不安はある。信じきれるのはルシル達だけというのは心強いし安心も出来るけどさ、誰も彼も信じられなくなるなんてキッツい・・・。
(今のところ拉致されて偽者に入れ替わってるのはミッドの管理局員ばかり。ティアナはたぶん、スバルと一緒に居た時についでに拉致されたって考えられる。あの2人、恋人みたく仲良いし)
「イリス。もし今の会議が大隊に洩れていた場合、大隊はどのような手段に出るでしょう?」
「う〜ん、そうだな〜。わたし達の反逆を事前に止めようとするだろうし、何かしらの手段で分散させての各個撃破・・・ってところかな〜」
大隊の中で一番ヤバイのは、ルシルしか斃せない“エグリゴリ”の1人であるフィヨルツェンだけ。それ以外ならよほどの格上になるだろうけど、わたし達を各個撃破できるような戦力が大隊にいるかどうか・・・。
「勝てない戦力と判断した場合は逃げの一手でいいだろう。逃げるのは恥じゃない。退くべき時につまらないプライドで突っ込む方
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ