暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica26反逆の騎士隊〜Orange Rhododendron〜
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してそう答えるとセレスは「変なトラウマ刻んでないでしょうね?」ってジト目で見てきた。
「いい経験が出来たって逆に喜んでたよ」
「ふ〜ん。まぁ彼女が真っ直ぐに受け入れたならいいか」
騎士団への評価はうなぎ上りだけど、
管理局法脱退反対派
(
わたしたち
)
に属する一定の騎士の不満は募るばかり。今は大隊と騎士団のおかげで犯罪件数は激減中だけど、大隊が潰されたらまた増えるだろう。その時に騎士団の物量では抑えきれないのは確か。
(はあ・・・・前途多難)
そうして今日の警邏任務は、何事も起きることなく終了。教会本部で任務完了を報告して、我が屋敷へと帰宅。隊のみんなで中央館のエントランスに入って「ただいま!」って挨拶すると、ルーツィとオットーとディードの4人が「おかえりなさい!」って出迎えてくれた。
「イリス、お腹空いた、もう限界・・・」
それだけを言ってバターン!と直立のままうつ伏せにぶっ倒れたクラリス。ルミナも「暇だと余計に空腹を感じるよ」ってお腹を盛大に鳴らした。ルシルがクラリスに肩を貸すように立たせて、わたし達は「準備は出来てますからどうぞ食堂へ」って先導してくれるルーツィ達に続く。食堂の長テーブルにはいろんな料理が並べられていて・・・
「すんすん・・・ハッ! いただきま〜〜〜〜す!」
匂いに釣られて復活したクラリスがものすごい勢いでダッシュして、席に着いてがっつき始めた。まずはテーブルの上に置かれてるおしぼりで手を拭いて、って注意しようと思っても今のクラリスに食事を中断するようなことを言ったら・・・。
(噛み付かれるかもしれない・・・!)
いろいろと諦めてみんなで苦笑して、それぞれ席に着いた。おしぼりでしっかりと手を拭いて「いただきます!」と挨拶。パスタを掃除機のように吸って食べてるクラリスに続いてわたしもたらこパスタなどの美味しい夕食をいただいた。ルーツィ達が食器を片付け終えたそんな中、「子供たちは今どうしてる?」ってルシルがルーツィ達に尋ねた。
「すでにお休みになられています」
「今日のトレーニングはかなりハードのようでしたし」
「ミカヤさんに相当絞られたらしく、皆さんボロボロでした」
「ですが皆さん満足そうでしたよ」
時刻は21時半。寝るには早い時間だけど、1日中トレーニングをしてたら疲れて寝るわ。ルシルはその返答に「そうか」と頷いて、わたしの方を見た。
「うん。ルーツィ、オットー、ディード。ちょっと席を外してもらえる? あと呼ぶまで食堂に誰も入れないように」
「「「「かしこまりました」」」」
4人が食堂から離れたのを確認して、わたしはチーム海鳴とアースラスタッフのみしか開けない秘匿回線を使っての通信を行う。相手は管理局本局の次元航行部、クラウディ
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