439部分:第二十七話 愛を呪うその九
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か」
「陛下はそれでいいのです」
騎士はまた王に話した。
「人は罪と徳の両方を為していくもので陛下はあまりにも徳の多い方です」
「私は何もしていない」
王は自分ではそう考えていた。それでだ。
「徳なぞ何も」
「御自身ではわからないことです」
「そう言ってくれるが」
「御安心下さい。陛下がその世に赴かれる時は」
その時はだ。どうかというのだ。
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