暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
439部分:第二十七話 愛を呪うその九
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
か」
「陛下はそれでいいのです」
 騎士はまた王に話した。
「人は罪と徳の両方を為していくもので陛下はあまりにも徳の多い方です」
「私は何もしていない」
 王は自分ではそう考えていた。それでだ。
「徳なぞ何も」
「御自身ではわからないことです」
「そう言ってくれるが」
「御安心下さい。陛下がその世に赴かれる時は」
 その時はだ。どうかというのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ