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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第63話:ピクニック
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?」
「はい、ヒカリちゃんもいますよ」
「ふふふ、そっかそっか。ねえ、大輔君。私と腕組まない?」
「へ?何で?」
ミミの唐突な提案に大輔は思わず疑問符を浮かべた。
「あー、何よ何よ?私じゃあ腕組むのに不釣り合い?」
「いや、そう言うわけじゃないけど…何で?」
「ふふ〜ん。秘密♪」
大輔はミミと腕を組んでアパートに向かうことに。
一方及川宅。
「遅い遅い遅い遅い遅いぃいいいい!!何してんのよあいつ!!」
「落ち着いて下さい京さん。大輔さんは暇を持て余す京さんと違って家事をしなきゃいけないから忙しいんですよ」
「そうですよ京さん」
「大輔君だって早く来たくても忙しくて来れないこともあるんだし」
「むー、何よ何よ。みんなして大輔の味方しちゃってさ」
次の瞬間にインターホンが鳴り、及川が応対した。
「ハロー!!及川さん!!久しぶりー!!」
「君は太刀川君か?久しぶりだね」
太刀川と聞いてヒカリ達は玄関に飛び出し、腕を組んでいる大輔とミミの姿を発見した。
「…………」
「ミミさんと偶然会って一緒にピクニックに行かないかって誘ったんだよ。それで少し遅くなった」
「何よ、だったら最初から連絡入れなさいよ。ねえ、ヒカリちゃんんんんんんん!?」
京は隣のヒカリを見遣ると、目のハイライトが消え、無表情で大輔とミミを見つめているヒカリの姿があった。
「ネエ、大輔君。何デ…ミミサント腕組ンデルノ?」
「ん?ああ、ミミさんが腕を組んで歩かないかって言われてさ」
「フーン、ミミサント腕組ンデ楽シイ?」
「うーん、ミミさん美人だからな。男としては嬉しい」
「………(ギリ)」
【……っ!!】
修羅場…と、全員が身構えた時であった。
「でも俺はヒカリちゃんと一緒にいる方が良いかも」
「………」
ヒカリのオーラが消え、仄かに顔が赤くなっている。
「だってヒカリちゃん」
「ミミさん、からかってるでしょ?」
「うん」
「もう!!」
膨れるヒカリにクスクスと笑うミミ。
見た目がいい2人が話す姿はとても華がある。
「新しい選ばれし子供なのよね?私のこと覚えてる2人共?」
「えーっと?」
「僕は覚えてます。パルモンのパートナーでよく道場にパルモンのお迎えに来たミミさんですよね?」
「当たり〜♪京ちゃん、本当に覚えてない?私、結構コンビニ、アイマートに来てたんだけどな〜」
「…………ああ!?」
大輔の勧めでミミは確かに良くコンビニのアイマートに来ていた。
しかしミミがアメリカに行ってから結構経っているのでド忘れしていたのだ。
「思い
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