第七千四百二十二話 スルーされている国
[8]前話 [2]次話
第七千四百二十二話 スルーされている国
食べ歩きをしているハンガリーとセーシェルですが最初から足を向けていない国もあります、その国はといいますと。
「私達の料理コーナーは毎年ですね」
「それ言うなよ」
イギリスは妹さんに言いました。
「喫茶コーナーは大繁盛でもな」
「レストランになりますと」
「本当に毎年だからな」
毎年開いていることも凄いでしょうか。
「誰も来ないからな」
「そうですよね」
「国民が挨拶で来る位だからな」
他ならぬイギリスの人達です。
「本当に人気ねえな、俺の料理」
「このまえ脚本家さんがスコッチだけ飲まれてましたね」
最近はからくり何とかのシリーズ構成をしています。
「あの方スコッチお好きですから」
「あとナッツ類とかだけ注文してな」
「それだけでしたね」
「あの人料理得意なんだよな」
実はそちらでも有名な人です。
そのせいでしょうか、棒脚本家さんもイギリスのお料理のこれといったものは食べませんでした。店内は本当に閑散としています。
第七千四百二十二話 完
2018・11・25
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ