暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2238話
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き添いが俺1人である以上、子供達は難しいだろうけど」

 ニュータイプ研究所の被検者の子供達は、それなりに人数が多い。
 また、子供達ということで、好き勝手に動き回る可能性もある。
 それを考えれば、やはり俺だけで全員の面倒を見る……というのは、難しい。
 量産型Wやコバッタ辺りを連れてくれば、話は別かもしれないが。

「そう? うーん、じゃあ今度マリオンにでも頼んでみようかしら。……あ、ところであのお店にちょっと行ってみたいと思ってたのよ。いい?」

 そう言ってクスコが視線を向けたのは、服屋だった。
 ……考えてみれば、この服屋の服も一体どこから仕入れてるんだろうな。
 いやまぁ、フォン・ブラウンのような月面都市とは結構頻繁に取引をやってるんだから、その辺りから入手してるのかもしれないが。
 もしくは、ホワイトスターの方から人を寄越してか。
 今はまだ一般人の類はホワイトスターに自由に行く事は出来ない。
 だが、ホワイトスターの方からこっちの世界に来るのは比較的楽に出来るので、それを考えるとそちらの方で取引を行ってる可能性はある。
 何を対価として取引を行っているのかは、俺にも分からないが。

「まぁ、今は暇だからいいけどな」
「あら、こんな美人のファッションショーを見る事が出来るんだから、普通なら喜んで一緒に来ると思うんだけど?」
「生憎と、俺は恋人が大勢いるから普通とは呼べないだろうな。……まぁ、クスコが美人であるというのは否定しないけど」

 そんな風に言葉を交わしつつ俺とクスコはその店に入って、言葉通りクスコのファッションショーを見る事になる。
 ……どうせなら、水着とか下着とかのファッションショーなら面白かったのになと思ったが、それは口にしないでおいた。
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