暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第61話:完熟野菜
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
「「消え失せろおおおお!!」」
不運なことに上空に上げられていたレッドベジーモンは2体の拳が激突する瞬間に間に落ちてしまい、結果的に2体に殴られてしまう羽目に。
「ぼげええええ!!?」
大輔達とベジーモン達は思わず唖然とした。
凄い、色んな意味で凄い。
互いに対する攻撃が何故か連携になっている。
レッドベジーモンを邪魔だと判断したのか思い切り蹴飛ばし、ダークタワーに激突させて仕切り直し。
レッドベジーモンが激突したことでタワーに無数の罅が入る。
そしてそれにより、ダークタワーの効力が消失し、進化したガルルモンによってベジーモン達は一掃されるのであった。
後にダークタワーの効果に気付き、子供達はダークタワーの破壊に力を注ぐことになるのであった。
「俺様は…何てことを…」
しばらくして気絶から復活し、正気に戻ったレッドベジーモンが落ち込んでいる。
ブイモンとテイルモンの殴り合いを見ながら、レッドベジーモンに何と声をかけるかで頭を悩ませた時。
「気にしないで」
ガブモンがレッドベジーモンの肩を優しく叩く。
「確かに君は街のデジモン達に酷いことをしてしまったけど、あれは君の意思じゃなかった。君もまたデジモンカイザーの哀れな被害者に過ぎないんだ。」
「ガブモン…でも…でもよお…」
「もし君が罪を償いたいなら。君の力をこの街のために使うんだ。生きてくれ、君を慕う舎弟達のために」
「ガ、ガブモン…」
ガブモンの暖かい言葉にレッドベジーモンの涙腺が決壊した。
「…これにて一見落着だね」
清々しい笑顔を浮かべ、夕陽の光を浴びながら街を去って行くガブモンの後ろ姿は最高に格好良かった…。
しかし、最高に格好良かったのだが、ガブモンの奴、最後の最後で美味しいとこ全部かっさらっていきやがった…。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ