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戦国異伝供書
第十九話 急ぎ足その十二
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るに決まっておる、なら爺も入れてな」 
 平手は茶の道にも通じている、それもあってというのだ。
「そのうえでじゃ」
「松永殿とですな」
「そうしようか」
「逆に言えばそうもしなければ」
「弾正とは話せぬが。爺がいて果たしてあ奴は本音を言うか」
 それがというのだ。
「わからぬが」
「それでもですな」
「あ奴の本音を聞きたいものじゃ」
 信長は松永についてこうも思うのだった、そうしてそのうえでいよいよ三河に入ろうというのだった。


第十九話   完


                   2018・9・23
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