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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第60話:反撃のタイミング
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供に対応するような表情である。

「この世界は僕の物だ!早く出て行け!!」

【はいはい、良い子だからさっさとお家に帰りなさい】

相手にするのも馬鹿らしくなってきたのかもう声にやる気が感じられない。

「僕のゲームを邪魔する奴は、それ相応の仕打ちをせざるを得ないな……やれ!ティラノモン!!」

治の命令を受け、ティラノモンが火炎弾を吐き出す。

「よし、逃げるぞ」

「ええ、何で?」

「こいつを相手にするなら戦力を強化してからだ。それからでも充分」

「でもやられっぱなしでいるなんて…」

「じゃあ京だけでも頑張れ」

「逃げます逃げます!!」

「よし、それじゃあ…デジメンタルアップ!!」

「「デジメンタルアップ!!」」

大輔がブイモンをアーマー進化させると、京と伊織もそれぞれのパートナーをアーマー進化させる。

「ブイモンアーマー進化、ライドラモン!!」

「ホークモンアーマー進化、ホルスモン!!」

「アルマジモンアーマー進化、ディグモン!!」

3体のアーマー体を見た治は鼻を鳴らした。

「同じ手が何度も通用すると思うのか?これだから頭の悪い奴は嫌なんだ…何!?」

進化した瞬間、ライドラモンは大輔とヒカリ達を乗せ、ディグモンはタケルと伊織達と共に地中に潜り、ホルスモンは京と賢達を乗せて一目散に逃げた。

「貴様ら逃げるのか!?」

「逃げる?生憎俺達はお前みたいなお子ちゃまと遊んでやる程暇じゃないんだ。だ・か・ら、バイバ〜イ」

ライドラモンが治に痛烈な嫌味を叩き付けてデジメンタルポイントに向かうのであった。

「追え、追うんだティラノモン!!」

嫌味を言われた仕返しのようにティラノモンを数体引き連れて追い掛ける。

「ははははは!!見たか、あの変態仮面の顔!!屈辱だって顔!!」

デジメンタルポイントに到着し、爆笑しながらライドラモンから退化したブイモンは大輔達と共に洞窟を歩く。

「あんたって本当に性格悪いわね」

「ククク…さあて、カイザーが来るまでにデジメンタル回収しようぜ」

「そうだな。あ、あった…光に優しさ…そして希望が2つ」

大輔が4つのデジメンタルを発見。

まずブイモンが自分が使っていた希望のデジメンタルを回収。

次は刻まれた紋章の所有者達が試してみて見事に持ち上がる。

「…来たな…よし、返り討ちにしてやるか?」

ブイモンの言葉に全員がニヤリと笑った。

外では治が待ち構えている。

「出て来ないならいい。ティラノモン、奴らを蒸し焼きに…」

「ジャッジメントアロー!!」

洞窟を粉砕し、ティラノモンの真横を通り抜ける閃光に治が気を取られた瞬間。


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