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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第52話:選ばれしアルバイター
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ジのようだった。
「おらあ、京。サボってねえで働け!!」
「京さーん、冷凍食品の補充お願ーい」
そんな京を見ても大輔とヒカリは指示を飛ばす。
慈悲はない。
「あんたらには血も涙もないの!?」
「「早く!!」」
「ああ、もう!!」
急いで冷凍食品の補充をする京だが、普段がドジなためか冷凍食品をひっくり返してしまった。
「や、やば…」
「僕がやります。これをどこに入れればいいのかを教えて下さい」
賢が京の代わりに拾い上げ、冷凍食品を冷凍棚のどこに置けばいいのかを尋ねる。
「えっと…冷凍棚の上の段なんだけど」
「分かりました」
近くから踏み台を持ってきて始めてとは思えない程にテキパキと棚に置いていく。
「次の仕事に向かいます」
「え?早っ!?」
テキパキと終わらせ、次の仕事に向かう賢に京は目を見開く。
「流石に賢は手際が良いよな」
「そうだね、光子郎さん。私達は中華饅補充しに行くからここお願いします。」
「分かりました、それにしてもやけに外が騒がしいですね」
ヒカリ達に惣菜を任された光子郎は外が騒がしいことに気付いて、扉の方を見遣る。
「あれ?メイちゃんは?」
「あ、そう言えばピヨモンもいないわ」
「テントモンもいませんね。何時の間にか…」
デジモンがいないことや更に外から女性や子供の甲高い声が聞こえ、気になり始めた子供達は外を見遣る。
「へい、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!品揃え豊富で良心的な値段の愛と純真に満ちたコンビニ!!」
「その名もアイマート!!今なら特別中華饅のデジモン饅もありますよー!!」
「だがーん!!」
何故かデジモン達は客寄せしていた。
【ぶふう!?】
それを見た大輔達は思わず噴き出した。
「ふふふ…ブイモン達を客寄せに使わせてもらったわ。アイマートのマスコットキャラとして活躍させれば更に商売繁盛。これで勝てる!!」
拳を握った京に消費期限切れの廃棄予定のクリームパイが顔面に叩き込まれるまで後数秒…。
おまけ
デジモン饅は好評だった。
因みに肉饅はメイクーモン、餡饅はブイモン、ピザ饅はアグモンがモデルである。
「何で俺が餡饅なんだ?」
「お腹の中が真っ黒なあんたにお似合いじゃない」
ブイモンとテイルモンの横っ面に互いの拳がめり込んだ。
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