暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第52話:選ばれしアルバイター
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
が集められていた。
「ねえ、何でこの人達も連れて来たのよ?」
「戦力は多い方がいいだろうが?」
「まあね、もしかしてバイト代のこと言ったの?」
「「うん」」
「嘘ーん!?どうしよう、お母さん達に何て言えば…」
「問題ないわ、今年の京のお小遣いを全てカットすれば無問題だから」
「そうね、正月のお年玉も抜きにすれば完璧」
「千鶴お姉ちゃん、百恵お姉ちゃああああん!?そんな殺生なああああ!?」
「「言い出しっぺはあんたでしょうが、自分の言葉に責任を持ちなさい。楽しようとするからそうなるのよ」」
「orz」
姉の千鶴、百恵のダブルアタックに膝をつく京。
楽しようとした代償は非常に大きかった。
因みに今回のメンバーは太一、芽心、ヤマト、空、光子郎、大輔、ヒカリ、賢と言うかなりの強力なメンバーである。
因みにミミ、丈、タケルは無理だったが、とにかく仕事開始。
流石に会計は出来ないが、品物の補充や整理をすることに。
「よい…しょ…」
芽心がおにぎりの入った箱を持ち上げるが、結構重いために少しよろめいている。
「貸せよ、俺がやる」
「え?でも…」
「フラフラで危なっかしいんだよ。芽心ちゃんはそっちの軽い奴を頼む」
太一はおにぎりの入った箱を芽心から取り上げ、比較的軽いデザート系の入った箱を指差す。
「…はい、その…ありがとうございます」
「こういうのは男の仕事だろ」
芽心は太一の指差した箱を持ち上げ、太一と共に出た。
「ふう、思った以上に大変ね。確かにコンビニは便利だけど。この時期は店側からすれば大変なのが分かるわ…あら?」
品物を指定された場所に置こうとするが、僅かに届かない。他のコンビニより品揃えがいいためか(多分ここら辺が客が大量に来る理由の1つだろう)棚が高い。
もう少し優しい設計にして欲しい。
「俺がやる」
ヤマトが空から品物を取ると、簡単に品物は棚に納まった。
「ありがとう、やっぱり背が高いのは便利ね」
「ああ、俺やタケルはフランス人の祖父さんの血のせいか背が伸びるのが早いみたいだ。」
「フランス人?もしかしてヤマト君ってハーフ?」
日本人離れした容姿だが、ハーフなら納得だ。
「母さんがハーフなんだ。俺はクォーターって奴だ」
日本人の裕明とハーフの奈津子の間に生まれたクォーターがヤマトとタケルなのである。
「へえ〜」
意外な新事実に空は目を見開きながらヤマトを見つめるのである。
「はあ…」
死んだ魚のような目をしながらダラダラする京。
楽しようとした罰と言うかのように今年のお小遣い全額カット、お年玉抜きと言うのは相当なダメー
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ