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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第49話:災厄撃破
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オメガモンが左腕から剣を出現させ、刀身に炎を纏わせ、横一文字に振るった。
炎を纏った剣圧がディアボロモンに直撃し、直撃したディアボロモン達を焼き尽くしていく。
次は右腕から大砲を出現させ、絶対零度の冷気弾を発射。
着弾した瞬間に広範囲の物質とディアボロモン達を凍結させ、着弾の衝撃で粉微塵にした。
「凄い…!!」
「おい、みんな!!俺達も負けてられないぞ!!シャイニングゴールドソーラーストーム!!」
「爆雷天!!」
「ノウレッジストリーム!!」
マグナモンXのレーザー光。
バンチョースティングモンBMの機雷虫。
ラジエルモンのエネルギー波。
それぞれの攻撃が次々とディアボロモン達を殲滅していき、20000体近くいたディアボロモンもとうとう1体になる。
「い、いました!奴が最後の1匹…時計を持ってる奴です!!」
「よし、俺が仕留めてやる!!ミラクルグリッター!!」
マグナモンXが放った光をディアボロモンはかわし、そしてそのまま逃げに徹するディアボロモン。
「奴め…タイムリミットまで逃げるつもりか!?」
賢が思わず歯軋りする。
「1分を切りました!!」
「みんな、早く奴を見つけて!もう時間がないよ!早く!!」
「チッ、逃げ足だけは速い奴だ!!」
「奴のスピードは普通のまま…こちらは大量のメールのせいで体が重く、本来のスピードが出せない…!!」
マグナモンXとバンチョースティングモンBMが悔しげに周囲を見回す。
「光子郎さん、メールのせいで満足に動けないから何とか出来ませんか!?」
「メールで満足に…?そうだ!!転送だ…!このメール全部、奴のアドレスに転送すれば…!!……行っけーーーー!!」
突如、ディアボロモンの動きが鈍る。
光子郎が機転を利かせてディアボロモンに大量のメールを転送したことで処理が追い付かなくなったのだ。
そして枷を失ったオメガモン達は本来のスピードで…。
【はあっ!!】
オメガモンの剣。
マグナモンXの拳。
バンチョースティングモンBMのドリル。
ラジエルモンの爪。
それらがディアボロモンの体を貫いた。
そして、その直後にマンションの横に流れる川に核ミサイルが墜落したが、爆発はしなかった。
時計が止まったのは、ギリギリ1秒前であった。
「「間に合った…」」
「「ふぃ〜」」
腰を抜かす現実世界に帰還した太一と芽心。
そして色んな意味で力尽きたアグモンとメイクーモンであった。
そしてウォーゲーム終了後に解散し、太一は芽心を送り届けながらパートナーを労う。
「よく頑張ったなアグモン」
「はあ〜もうクタクタだよ
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