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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第48話:クライシスウォーゲーム
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がら呟く。
「この数字は何なんですか…?」
「嫌な予感がしやがる…」
芽心も太一も嫌な予感を感じていた。
「どうしよう…」
「「?」」
光子郎がとても焦った表情で呟く。
「ペンタゴンに潜り込んだ台湾の中学生が知らせてくれたんですが、今から30分前、アメリカの軍事基地から核ミサイルが発射されたそうです。」
「ええ!?」
「核ミサイル!?」
それは勿論、言うまでもなくディアボロモンの仕業であり、パソコンに表示されているカウントダウンはミサイルが目的地に辿り着くまでの時間であることを理解する。
「ど、どうすればいいんですか?」
「核ミサイルはどうやら1発。ピースキーパーという名前のようです。射程は20000km、ほぼ地球全体ですね。最高速度は15000マイルアワー。」
「時速何kmだ?」
「(マッハ23)って書いてありますね。」
「マッハ…」
「23…」
「でも、目的地はどこか分かりません。今、どこを飛んでいるのかも分かりません。ただ、世界中のどこかでは爆発します、9分後に…」
太一達はその絶望的な状況にただ、呆然としていた。
光子郎は世界中から届く声援メールをどんどん読みあげていく。
「頑張れって…こいつら全部倒せるわけないだろ。」
「メイちゃん…」
「あ…」
太一はハッとなった。ディアボロモンのいるところには…メイクラックモンVMが向かっている。
あんなディアボロモンが増殖している場所に向かってるということは…。
「まずい…」
「メイクーモンのことも心配ですが、まずはこれを聞いてください。核ミサイルは信管さえ作動させなければ爆発しないそうです。もしこれがゲームなら、時計を持ってる奴は1体だけです。そいつを倒せば、信管は作動しないはずです。」
「どうやって時計を持っている奴を捜すんですか…?」
芽心の問いに光子郎は言いにくそうに口を開いた。
「それは1体ずつ倒して行くしか…」
ディアボロモンに対抗出来るウォーグレイモンとメタルガルルモンはボロボロで本来の力など出せないだろう。
しかもディアボロモンは今この瞬間にも増え続けている。
「そんなことしてたら、日が暮れちまう!!」
「でも…それしか方法は無いでしょう?」
「……………」
光子郎の言葉に太一は何も言えなかった。
「太一、太一。しっかりしろ、太一!任せておけ…メイクーモンを助けて、あいつを倒す!!」
「ウォーグレイモン…」
「奴のいる場所は分かるか?」
「メタルガルルモン…」
傷だらけの体を引き摺りながらも力強い目を此方に向ける2体。
「皆…今から奴のアドレスを送りま
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