暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第48話:クライシスウォーゲーム
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
したらしっかりと謝罪しようと決めた。
ウォーグレイモンはディアボロモンに狙いを定めてメタルガルルモンと共に突撃。
ディアボロモンのエネルギー弾をウォーグレイモンは最低限の動きで回避する。
「(あいつの反応するタイミングは既に体で覚えた。後は…)」
急接近したウォーグレイモンの拳がディアボロモンの顔面を捉える。
「グレイスクロスフリーザー!!」
続いてメタルガルルモンが吹き飛ぶディアボロモンにミサイルの嵐を見舞う。
ディアボロモンはそれを俊敏な動きでかわしていくが、ウォーグレイモンは通常よりも遥かに小さいエネルギー弾を作り出す。
「ガイアフォース!!」
掌サイズのエネルギー弾を投擲し、着地する直前のディアボロモンに直撃させた。
「よし、とどめだ!!」
ウォーグレイモンとメタルガルルモンがとどめを刺そうとディアボロモンに必殺技を放とうとした時であった。
ディアボロモンの必殺技が2体に炸裂したのは。
「な…?」
「…え?」
体に走る激痛。
ディアボロモンは目の前にいる、何故ディアボロモンの攻撃が自分達の真上で?
「な、何でもう1体いやがるんだ!?」
太一が叫ぶが、もう1体のディアボロモンは更にもう1体の自分を作り出した。
「自己増殖能力だ…」
顔色を失った光子郎が呟く。
「自己増殖って、おい…そんなのアリかよ!?」
太一の叫びは全員共通の思いだった。
エネルギー弾の数は多くなり、それが終わってディアボロモンが別の場所に向かった時にはウォーグレイモンとメタルガルルモンはボロボロの状態で浮かんでいた。
メイクラックモンVMは標的のディアボロモンを追いかけていく。
「メイちゃん!!戻ってきてメイちゃん!!」
暴走したメイクラックモンVMに芽心の言葉は届かなかった。
「畜生、増えるなんてアリかよ!?」
「アポカリモンの方がまだ常識的な能力でしたね…ウォーグレイモンとメタルガルルモンのダメージも深刻ですね…。」
「畜生……」
「あ、メールが届いてますね。“惜しかった”とか“あんなの勝てるわけない”とか“諦めた方がいい”とかありますよ」
「自分達が無関係だからそんなのんびりとしたこと言えんだろうが…」
正直そんなメールは今の太一には何の慰めにもならなかった。
寧ろ苛立ちが増すばかりである。
するとディアボロモンからメールが届く。
“トケイ ヲ モッテイル ノハ ダーレダ?”
「時計…」
すると、パソコンには00:10:00:00から始まったカウントダウンと増殖していくディアボロモンが映し出された。
「ま、また増えやがった…」
ヤマトが目を見開きな
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ