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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第48話:クライシスウォーゲーム
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「太一さん…ヤマトさんに当たってもどうにもなりませんよ」
「分かってる」
「…メールが来てますね。メタルグレイモンの身を案じるメールとあいつとメイクーモンに対してのメール」
「大方、あいつやメイクーモンが怖いとかだろ?」
「ええ…まあ…」
「…デジモンのこと何も知らないくせによ」
「太一さん…」
芽心の不安そうな声に太一は振り返った。
「大丈夫…大丈夫だ。あいつをぶっ倒してメイクーモンも助ける。絶対に…」
「ぷはー、御馳走様ー。」
お腹一杯食べたアグモンが満足そうにお腹を擦りながら立ち上がった。
「太一、僕もう行けるよ!!」
「…どうやらメイクーモンとあいつはアメリカに戦いながら移動しているようですね。」
「速いな…」
画面にメイクラックモンVMとディアボロモンの戦いが映っている。
2体共尋常でないスピードで戦っている。
しかしやはり究極体と完全体の力の差は簡単には埋められないようで徐々に追い詰められている。
「このままだとメイクーモンがやられるのも時間の問題ですね」
「ああ、分かってる。大輔達はまだ到着しねえのかよ」
「多分、交通にも影響が出てるんじゃないんですか?」
「どれどれ…あ、本当だ。渋滞になってる。戦いの影響で信号がおかしくなってやがるんだ」
芽心の言葉に太一は外を見遣ると確かにかなりの渋滞になっている。
「大輔と賢はもう仕方ねえな。積極的に協力しようとしてくれるだけマシか…アグモン。行けるか?」
「おう、任せろ太一!!」
「アグモン、メイちゃんを助けて…」
「任せといて」
頼もしい笑みを浮かべるアグモンに芽心も微笑んだ。
アグモンは再びネット世界に飛び込む。
「アグモン、もしかしたらメイクーモンとも戦うことになるかもしれない。今の内に進化だ」
「分かった。アグモンワープ進化、ウォーグレイモン!!」
究極体に進化して一気に戦場に…。
そこではディアボロモンに嬲られ始めたメイクラックモンVMの姿があった。
ディアボロモンが爪でメイクラックモンVMを引き裂こうとするが。
「止めろ!!メイクーモンに手を出すな!!」
即座にウォーグレイモンが割り込んでディアボロモンを蹴り飛ばす。
「メイクーモン…大丈夫……っ!?」
「ガアアアアアア!!」
メイクラックモンVMは爪でウォーグレイモンに攻撃を仕掛けてきた。
「メイクーモン!!止めるんだ、僕が分からないのか!?」
両腕の装甲でメイクラックモンVMの攻撃を捌くウォーグレイモン。
そして起き上がったディアボロモンは全身を丸くして体当たりをウォーグレイモンとメイクラックモンV
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