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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第46話:空のお誕生日
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へメールを送ることにした。

「ところでヒカリちゃん。新作のケーキ作るんだけど食べに来る?」

「いいの?」

甘いものが大好きなヒカリにそれはとても魅力的な言葉だ。

「うん、日程は…」

それを聞いたヒカリががっくりとうなだれた。

「私、その日。お友達のお誕生日会あるから…」

「あ、そうか…」

それを聞いたブイモンはニヤリと笑いながらヒカリを煽る。

「残念だったな〜ヒカリぃ〜。大輔が色んな果物をふんだんに使ってプリンを中心に置いたゴージャスなケーキが食べられないとは〜」

「むうう!!」

ヒカリは涙目で嘲笑を浮かべるブイモンを睨むが、ブイモンはどこ吹く風で更に笑う。

「は〜っはっはっは!!ヒカリの分のゴージャスケーキは俺が頂いたあ!!」

「あうあうあう…」

ヒカリは苦悩した。

ゴージャスケーキと友達のお誕生日会。

苦悩して苦悩して苦悩した末に友達のお誕生日会に行くことにした。

「因みにテイルモンはゴージャスケーキ側だから」

「ちょっとブイモン!?」

暴露されたテイルモンは慌てるが、ヒカリはテイルモンを涙目で睨みながら走り去った。

「…っ!!テイルモンの馬鹿ーーーーっ!!!!」

「馬鹿…っ!?」

パートナーのヒカリに馬鹿と言われて石化するテイルモンであった。

「ヒカリ…可哀想に」

「そ、そうですね…」

「だがん」

太一も芽心もヒカリに憐れみの視線を寄越すのであった。

「でもケーキか。最近食べてないなあ…」

「………」

太一の呟きを聞き取った芽心は日頃のお礼に作ろうと考えたとか。
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