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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第32話:兄弟
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お前の誇りと執念を全て懸け、この俺に挑んで来な!!」
「究極パワーアップした私の力、その目に焼き付けるがいい!!」
「「だあああああ!!」」
2匹は激突し、凄まじい攻防を繰り広げるのであった。
初めて会ってから十数年の時を経ても尚、この2匹は全く進歩がない。
「止めなくて良いの?」
地面に敷いたシートに座っていたヒカリが冷や汗をかきながらブイモンとテイルモンの喧嘩を見つめる。
大人になり、髪を伸ばしたヒカリは美しい女性となっており、隣の大輔もまた、逞しい青年に成長していたが、大輔はブイモンとテイルモンの喧嘩を無視して水筒のお茶を啜る。
「良いよもう、俺はもう諦めたよ」
「諦めないことが力の根源の奇跡の紋章の持ち主なのにそれでいいの?」
「ヒカリちゃん、世の中にはな…無理してでも諦めなきゃやってられないこともあるのさ。特にあれな」
「…………」
ヒカリは何も言い返せなかった。
初めて会ってから十数年も経つのに全く進歩が見られない2匹にはヒカリもお手上げ状態だったのだ。
「テイルモン!このターン、俺は奇跡のデジメンタルを発動する!!デジメンタルアップ!!ブイモンアーマー進化、マグナモン!!」
「くっ!テイルモン超進化、エンジェウーモン!!」
色々なルールを無視してブイモンがマグナモンにアーマー進化したことでテイルモンも対抗してルール無視の超進化をする。
「受けなさい!ホーリーアロー!!」
必殺技を放つが、やはり究極体のアーマー体であるマグナモンには分が悪い訳で。
「甘いぞ、プラズマシュート!!」
エンジェウーモンの雷の矢はマグナモンの鎧に弾かれ、反撃とばかりに放たれたミサイルとプラズマ弾の波状攻撃にエンジェウーモンは吹き飛ばされてしまう。
「くううっ!!(やはり強いわ、好戦的なようでいて常に相手の一歩先を読む洞察力、どんな不利な条件下でも時には笑みさえ浮かべる強靭な精神力…そんなあんただからこそ個性的な私達を引っ張ることが出来たのよね…でも私は負けない…今日こそあんたを完膚なきまでに叩き潰してみせるわ!!)」
「これでとどめだエンジェウーモン!!シャイニングゴールドソーラーストーム!!」
「舐めるなあっ!!エンジェウーモン進化、ホーリードラモン!!アポカリプス!!」
「何だと!?」
マグナモンの光を回避しながらホーリードラモンに進化し、マグナモンに向けて降り注ぐ雷撃。
まともに受けたマグナモンは膝を着いてしまう。
「マグナモン、分かっているわね?これがあんたの栄光の終わりだと言うことを!!これで終わりよ!!ホーリーフレイム!!」
螺旋状の聖なる火炎を放ち、マグナモンにとどめを刺そうとするが、マグナ
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