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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第30話:メタルシードラモン
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い掛けて海に飛び込んだ。
「いけません!!水中ではメタルシードラモンの…」
「大丈夫です光子郎さん。あいつには何か考えがあるんですよ。だから水中に…」
大輔がマグナモンに何か作戦があるのだと光子郎を止めた。
「ふははは!!馬鹿め!!この俺の得意なフィールドにわざわざやってくるとは!!」
水中ならメタルシードラモンは地上より速く動けるのか縦横無尽に泳ぎ回る。
「なる程、中々速い」
メタルシードラモンの突進をかわし続けるマグナモンに嘲笑を浮かべ、勝利を確信したメタルシードラモン。
「他愛ない!!マグナモン、これで最期だ!!」
「お前がな」
突進しながら口を大きく開けたメタルシードラモンに手を翳すとメタルシードラモンは半透明の金色の球体に閉じ込められた。
「な、何だこれは!?」
「ライトオーラバリアの応用さ。お前をバリアの中に閉じ込めた…生憎お前の動きを捉えるのは簡単なんだよ。ただこのまま終わらせるのも可哀想だから良い夢を見させてやっただけさ、勝利を確信する夢を見られたんだ?良かったろ?」
マグナモンは残った片手を空に翳すと雷雲を呼ぶ。蒼い雷が轟音を鳴らした。
「さて、覚悟はいいな?」
「ま、待て!!馬鹿め、水中では貴様もただではすまんぞ!!」
「自分の技でやられる馬鹿はいない。それにいざとなれば自分にバリアを張ればいい。それじゃあメタルシードラモン。あ・ば・よ。サンダークラウド!!」
天から降り注ぐ無数の雷。
マグナモンはメタルシードラモンのバリアを解除し、メタルシードラモンが逃げる間もなく炸裂した。
「ぐあああああああ!!?」
断末魔の悲鳴を上げながらメタルシードラモンはデータ粒子となった。
「やった!マグナモン!!」
「ダークマスターズとの初戦のおかげで力を大分扱えるようになったようだね」
「でもマグナモンの力はまだまだこんなもんじゃねえ。この調子でもっともっと強くなってダークマスターズを倒そう!!」
「うん。ピッコロモンが言っていたように経験だね!!」
ヒカリがマグナモンの圧勝を喜び、賢は感心したように呟き、大輔はまだまだ強くなれると確信した。
ヒカリの最後の言葉にマグナモンから退化したブイモン達が頷いた。
その時、ここら一帯が大きく揺れた。
「何だ!?」
「地震…いや、これはあの時と同じ…」
「皆さん!!」
【ホエーモン!?】
「「「?」」」
突如現れたホエーモンに世話になった子供達は驚き、初対面の3人は疑問符を浮かべた。
「メタルシードラモンが倒されたことで海のエリアが消滅しようとしています。私が別のエリアに運ぶので急いで下さい!!」
「よ、よ
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