暁 〜小説投稿サイト〜
新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
六話
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元々ウイングガンダムの方が出力や推進力も圧倒的に上なために、客人を確実に母艦にたどり着くように案内するために推進用のスロットル若干さげつつゆっくりと進んでいる。


それゆえか本来のMSの推進力では一分もかからずに、母艦に戻れるのだが・・・

戦術機は違う・・・激戦区で戦っていたテオドール機とベルンハルト機に関しては、確かに補給はしていたが、ウイングの所までやってくるのに多くの推進剤をつかっていた。


これはシュタージュ側も一緒ではあるが、それは同じ機体であればという意味である。

彼らがのる戦術機は第一世代機でありながら、最新鋭機を使える立場に居る為に、背中には推進剤と燃料が入った、タンクを使ってここまで着ていた、


そのためか、彼らの位置は当然 ウイングが先頭に立ち、その後にベアトリクス機が真ん中に入り
最後に666中隊の二機が後ろで何とか付いて着てきた。

「うーーん、それにしても・・・ここまで性能差が違うとな・・・こいつらは第一世代機かそれとも第二か・・・情報が限られているからな・・・まっあ国連にもそうだけど・・・こいつらの国は冷戦中のドイツの関係と思っていたらいいか、シュタージュなんて普通にいるし。」


そうなのだ、サトシのいた世界ではドイツは吸収合併されており、その時に出てきたさまざまなファイルや関係書類によって・・・分裂していたドイツの関係は最悪だとわかりきっていたのだ。


もとっもとこの言葉は三人は聞こえては居ない為に問題ではない、そもそも母艦に案内するのだ、もはや通信は入らないと思って、ウイング側の通信は切ってはいるが。

母艦群のレーダーから目を放さないようにしながら 自らの母艦であるベクトラ級1番館・ベクトラに帰還信号を送ると。


「通信がサトシ機から入りました、通信は【青】ですシナプス艦長」

「よしかねてよりの手はず通りにガイドビーコンを後部位置からだすんだ、それと制圧部隊にも実弾仕様の携帯許可並びにすべての艦内クルーも同じく拳銃の許可と発砲の許可を与える」

「後部格納エリアはまんがいちに備えて、必要最低限の整備兵以外は別のところで待機並びにガンダムにも制圧のためにパイロットは各々振り分けられた、機体内部で待機だ」

「了解、これよりデフコンUを発動します、通信は青ですが、交渉役のパイロット達が暴れる可能性が高いためにこのような処置です、各々割り振りされた場所で待機をお願いします」



これによりベクトラ側もそれを受信した上で・・・後部格納庫エリアから延びるカタパルトデッキからガイドビーコンが点滅し始める。


これは誰もがわかりやすく着陸・帰還する為に母艦に備わっている機能ではあるが、実際の所はあんまり使われることがない機能である。

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