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ヘタリア学園
第七千四百八話  決まったのは

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第七千四百八話  決まったのは
 ハンガリーは引いたくじを見てセーシェルに言いました。
「まずは日本さんね」
「あっ、お寿司と枝豆ですね」
 セーシェルは日本と聞いてこの二つのお料理を挙げました。
「お寿司に枝豆は欠かせないですね」
「それイギリスが言ったことだから」
 ハンガリーはセーシェルに困った笑顔で突っ込みを入れました。
「信用しないで」
「イギリスさんはお料理については」
「だから最初から行ってないの」
 セーシェルに案内もしていません。
「そうしたの」
「そうでしたか」
「それで日本さんのところに行っても」
「それでもですか」
「お寿司と枝豆はセットじゃないわよ」
 このことを伝えるハンガリーでした。
「それにお寿司だけじゃないからね」
「日本さんのお料理は」
「だから楽しみにしてね」
「どんなお料理が出るか」
 二国が次に向かう先は日本のお料理つまり和食のコーナーでした。そこで欧州各国とはまた違った美食を堪能するのでした。


第七千四百八話   完


                 2018・11・18

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