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銀河英雄伝説〜其処に有る危機編
第十二話 作戦名は『鉄槌』だ!
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が表に出る。となればフェザーンもあの男を危険視するだろうとの事だ。私も同感だ、卿らもそう思うだろう」
私が頷く、司令長官も頷いた。

「護衛体制を強化せねばなるまい。身辺警護を付けるべきだと思うが」
「司令長官の意見に同意する。出来ればあの男に心服している者が良いな」
軍務尚書が頷いた。
「探してみよう。卿らも探してみてくれ」
二人で頷いた。

“お話し中申し訳ありません”と声が掛かった。軍務尚書の副官がこちらを見ている。
「シュムーデ中将、ルックナー中将、リンテレン中将、ルーディッゲ中将、フォーゲル中将、エルラッハ少将、リューネブルク中将、バーテルス中将、ファルケンマイヤー中将がお見えです」
「此処へ通せ」
直ぐに副官が姿を消した。そして名を告げられた男達が部屋に入って来た。

シュムーデ、ルックナー、リンテレン、ルーディッゲ、フォーゲル、エルラッハは艦隊を率いリューネブルク、バーテルス、ファルケンマイヤーは装甲擲弾兵を率いる。この男達がカストロプの反乱を鎮圧するのだ。作戦名は『鉄槌』。帝国を軽視する愚かな貴族達、フェザーンに対する手厳しい一撃になるだろう。



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