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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第28話:帰還と敗北
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」」」

それを聞いて特に反応したのは現実世界にいた面子の3人。

「おお、思い出したぜ。確かゲンナイさんの仲間を襲ったのもダークマスターズだったな」

「どうやら、ダークマスターズと戦う時が来たようだね」

「何だお前ら知ってたのかよ?」

「ゲンナイさんから聞いてたの。1年前に…だけどね」

「何だよあの爺。ヒカリ達に教えてんなら俺達にも教えろよ。」

情報伝達が遅いゲンナイに太一が不機嫌になる。

しかしブイモンとワームモンの言葉を聞いて信じられない物を見るような目を向けていたチューモンは正気に返って叫んだ。

「ダ、ダークマスターズと戦う!?無茶だ!!敵いっこない!!」

「俺達は、あのヴァンデモンを倒したんだぜ?」

「大丈夫よ、選ばれし子供が10人揃えば、世界は救えるんだから!!」

ゲンナイに言われた通り、選ばれし子供は10人全員が集まった。

これだけの戦力ならば、ダークマスターズとも戦えるはずとそう子供達が言っても、チューモンの震えは収まることはなかった。

「………」

「どうしたんだいハニービーモン?」

ワームモンが無言のハニービーモンに気付いて声をかけた。

「いや…何か嫌な気配が…」

ハニービーモンが自分達に蛇のように纏わりつく気配に気付いて顔色を悪くした時…。

「ふっふっふ…勇ましい子供達だ。ちょっと遊んであげましょうかね?」

【!?】

声が聞こえたかと思えば突如地震が起きて地割れが発生し、子供達とデジモン達は抗う暇もなく飲み込まれた。

そして子供達が飛ばされたのは闘技場。目を覚ました先にいた者は…。

「ぎゃああああ!!ピ、ピエモン!!」

チューモンの悲鳴によって子供達は自分達の目の前の存在に目を向けた。

ピエロをモチーフとした究極体デジモン…ピエモン。

「初めまして選ばれし子供達の皆さん。お会い出来て光栄です。では、まず我々ダークマスターズのメンバーを紹介しましょう。メタルシードラモン!!」

ピエモンの背後の床が破られ、究極体デジモンのメタルシードラモンがその姿を見せる。

「ムゲンドラモン!!」

子供達の脇の柱が崩れ落ち、そこから更に究極体のムゲンドラモンが現れる。

「ピノッキモン!!」

ピエモンの上から、これもまた究極体デジモンのピノッキモンが姿を現す。

「そして私、ピエモン。以後見知り置きを…」

「光子郎さん…」

「はい…4体共、究極体です」

「なら、俺達で…」

賢が光子郎に聞くと、大輔も表情を引き締めた。

「デジメンタルアップ!!」

「ブイモンアーマー進化、マグナモン!!」

「ワームモンワープ進化、バンチョースティングモン
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