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レーヴァティン
第七十九話 江戸の街その九
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ものだ、こうした酒はそうした酒なのだ。
「どうにも」
「そうっちゃな」
「しかし最近あの甘さが気に入っていてでござる」
「よく飲んでいるっちゃ」
「そうでござる」
「そういえばうちもそうしたお酒が好きっちゃ」
 缶のカクテル類がというのだ。
「中には強いお酒もあるっちゃよ」
「ありますね、確かに」
 夕子は愛実のその言葉に焼酎を飲みつつ応えた。
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