第13話
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「いやーあのジョーイの赤面した顔見ものだったな!!」
ポケモンセンターを出てからしばらくすると男がそうのたまった
『あの・・・・・?』
「いやーここだけの話さ、あのジョーイさん頭が固くってあんだけ被害出たのに何かしようという気がないし、かといって助けに行こうとする人を強引に引き留めるし」
お前があぁやっていってくれてスッキリだわ
『というよりあなたはいったい?』
「自己紹介まだだったな。俺はナカジ。しがないポケモンブリーダーさ」
『ハルキといいます。先ほどは助かりました』
「さて、ハルキ。これからどうする。すぐにでもオニスズメどもの退治に行くか?」
『いえ、啖呵切っといて申し訳ないですが明日でもいいですか?いろいろ準備したいんで』
「へぇーあそこまで言い合いしていたから熱くなって突っ走るかと思ったんだが。」
冷静じゃないか
ナカジはハルキのことをそう判断した。
「よし!お前のこと気に入った。じゃあ今日はどうする?」
『えぇと、技の特訓できる場所近くにありませんか』
「OK、知ってるぜ」
『へぇー、こんなところがあるんだ』
「ここはかなり広いからな。思う存分特訓できると思うぜ」
『ありがとうございます。』
昼もそこそこにポケモンの技特訓を開始した。
『ポッポ!!特訓開始だ。エネコ、ピカチュウ協力よろしくな』
ポッポが覚えようとしている技は<かまいたち>だった
『ポッポ翼に力をためるんだ!!そして解き放て』
はじめは何度も何度も失敗した。それでも、ポッポもエネコもピカチュウもハルキも挑戦した。
そしてついに・・・・・・
気が付けばあたりは夕暮れになった。
今日は野宿し、たき火を囲みながら明日について話し合う。
『明日はオニスズメよりもボスのオニドリルとのタイマンに挑もうと。』
「ほぉ、ならもしすぐにボスが出てこなければオニスズメの群れに攻撃するわけか・・・・」
『あぁ、そうすればオニドリルは仲間の敵を討とうと自ら出てくると思うんだ。まぁ重傷を負わす気はないけど』
「で、今日の特訓をみる限りだとポッポで行くのか」
『はい、今日のポッポの大けがを見て相性がいいとか関係なく種族どうし因縁があるポッポが良いんじゃないかなと思うんです。オニドリルの性格上、そして今日傷ついていたポッポのことからも考えてここら辺にいるポケモンはなめられていると考えます』
「だからあえてなめられているであろうポッポで行くわけか・・・」
『はい!舐めてきた相手に負ければ最大級の屈辱になるでしょう?』
にっこり笑顔でハルキは言う
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