暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第22話:奇跡の反撃
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
次の瞬間、奇跡の金と光の白の輝きが周囲を照らす。
その時、大輔が鞄に入れていたメタル属性のデジメンタルが飛び出し、2つの紋章の輝きと飛び散ったウィザーモンのデータ粒子を取り込んでいく。
取り込み終えたデジメンタルは黄金の輝きを放ち、それはまるで昇る朝日のような美しい光を…。
「まさか…完成…したのか……?」
「綺麗…」
大輔とヒカリ、サジタリモンとテイルモンが思わずデジメンタルに触れる。
するとデジメンタルから感じたのだ。気高いウィザーモンの魂の息吹を。
大輔とヒカリの頬を伝う一筋の涙。
「そうか……力を貸してくれるんだなウィザーモン……頼む…俺達に力を貸してくれ!!」
その言葉と同時に大輔はデジメンタルを強く握り締めた。
ヒカリもまた立ち上がり、2人の両目から溢れるが、その頬を伝う涙を拭う必要はない。
例え肉体を失っても勇敢な魔法使いの魂は自分達と共にある。
それだけで自分達は戦えるのだから。
「ウィザーモン…ありがとう」
ヒカリが紋章を握り締めながら感謝の言葉を伝える。
奇跡と光が共鳴し、更に輝きが増していくとサジタリモンがブイモンに退化する。
「行くぞブイモン!!」
「おう!!」
「テイルモン!!」
「…ああ!!」
パートナーの声にブイモンとテイルモンは瞳を鋭くしながら応えた。
新たな力を発現させるために。
「…デジメンタルアーップ!!」
「ブイモンアーマー進化、マグナモン!!」
「テイルモン超進化、エンジェウーモン!!」
勇敢な魔法使いの想いに応えるかのように奇跡の聖騎士と光の大天使が神々しい輝きを放ちながら降臨した。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ