第26話。変人の転機。
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拶しに行った方がいいかね?ほら、裏社会って挨拶が基本(表もだな)みたいだから
と、言う訳でやってきました三咲町。門限は守りますよ?16時にかえりゃいいんでしょ?俺にとって関東に出るぐらいの距離なぞあってないモノよ。ぶっちゃけ日本狭いお。
町に入るとすぐに分かる真祖の存在感。一言、すんげぇ。こんな圧倒的な存在感を何でみんなは感じないんだ?
ああ、自然とリンクしているからか。ある意味納得。人間には無理やな。精霊を感じろって言っているのと同じだし。
こうして真祖がいるであろう。マンションの前に立っているのだが・・・・どうしよう?
多分6階なのだが、その前にはセキュリティが立ちふさがる。セ○ム入ってます。
・・・・うん。凛ちゃんと同じ感じで行くか。真祖ーって呼ぶの微妙だから姫ーって呼ぼう。
ん?呼ぼうと息を吸い込み始めたら真祖が移動を始めた。どうしたんだろ?
しばらくするとエレベーターから降りてきて真っ直ぐこっちに向かってくる。
「・・・・」
「・・・・」
無言である。なんか言え。
しかし、アホみたいな美人である。まつ毛なげ―。胸でけー。あと金髪からの光の反射具合がヤバい。キラキラ―。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
まだ無言である。あと目線がブリザード。
「こんにちは」
「・・・・・・・・こんにちは」
しゃべった!しゃべったよ!!
「何しに来た。アポストロス」
「ほ?挨拶に来ただけやで?あっ、これつまらないものですが」
そう言っていせんべいの詰み合わせと玉露を差し出す。失礼のないように上のほうを買ってきたぜ。
「貰っておく。」
貰ってくれるらしい。
「・・・・うち来る?」
「ご厚意に甘えさせてもらいます。」
そのあと20分ぐらい俺がもってきたせんべいを片手にお茶を二人で飲んだ。
んで、「また来るわ―、なんかあったら呼んでなー。力になるでー」っていったら「うん。分かった」って言ったのを確認して家に帰った
見送りは不要。もうすぐで3時半だから、流石の俺も急がんといけないのですよ。最近姉ちゃんが姉の貫禄が出てきたのか怒ると怖いのよ。
「てなことがあったんよ」
「・・・・どう考えても嘘だと思えるのに、あなただったらって考える自分が憎い。」
昨日の姫に会ったことを凛ちゃんに言ったらこう言われた。凛ちゃん。そんなに自分を責めたらあかんで?
「そう言えば、分かってると思うけどしばらく私は同好会出られないわよ?」
「おー。凛ちゃんはことが終わるまでじっとるんやな」
「当たり前でしょ?過去に
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