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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第26話。変人の転機。
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わ。」
「ふーん」

一生懸命キョーミありませんよーって感じを出しているシロちゃんだが、めちゃめちゃ気にしている。

相変わらず可愛い奴だな。





「と言うことで今年もよろしゅう。」
「・・・・おかしいわね?今日の星の巡りはバッチシだったのに。なんで同じクラスになるのかしら?」

アレじゃね?相手が宇宙そらだからじゃね?









始業式が終わって数日が経った後。

「衛宮家緊急会議よ。」
「姉ちゃんどうしたんー?」

突然姉ちゃんが入院中の親父以外(俺、シロちゃん、舞弥の三人)を集めて緊急会議を始めた。

セブ?洗濯してるよ?

「実は・・・・真祖の姫君が日本に来ているのよ。」
「ッ!真祖の!?」

舞弥姉ちゃんが驚くが、俺とシロちゃんはなにそれー?って感じだ。

「死徒については知ってるな?」
「おうよ舞弥姉ちゃん。前に教えてもらったね。」
「真祖は一言で言えばはじめから吸血鬼だったモノよ。」

あー。そう言えば前にちろっと言ってたかも。真祖にかまれると死徒になるってな。

「んで、姫君ってなによ。」
「んー。説明すると長くなっちゃうんだけど聞く?」
「いや、いいです。」
「ともかくやんごとなき人ってこと?」

シロちゃんの言葉に、まぁそれでいいわと姉ちゃんは言う。結構いい加減になってきたな。姉ちゃん。

「で、なんでこんな会議こと始めたん?」
「結論から言うわ。しばらくの間、門限16時ね。」
「んなアホな!!」
「仕方がないでしょ〜っ。真祖の姫が来てるんだから!」
「異議あり!長子の横暴を許すな!説明を要求する!!」
「とにかく寄り道しないで帰ってくればいいの!シロウもしばらく部活休んでね。キリツグの看病とか言えば大丈夫だわ」
「ちょっと姉ちゃん。横暴だよ。」
「イリヤ。それでは晋吾達も訳が分からんだろ。」

舞弥姉ちゃんの助け船。このロリっ子じゃ話にならんわ

「真祖が来ている理由はあの『ロア』なのよ?魔術師だったらしばらくは外にでないわ。」
「いや俺ら『ロア』すら知らないし。」
「簡単に言うと普通の死徒のウン十倍強い奴らが殺し合うのよ?確か三咲町ってとこで、場所は関東首都圏だから遠いけど、用心すること他ないわ。」
「おk。状況を把握した。シロちゃん早く帰ってきてね?」
「うん。分かった」

みんななんかの拍子で火の粉が降りかかるのを嫌がっているんですな。慎重で陰湿な魔術師ならではですね。

あっ、真祖。思い出した。あれか、星が作ったって奴か。吸血鬼だったのか、知らんかった。

ん〜、一応親戚(?)みたいなもんだし挨
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