暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第267話 見せちゃった秘匿
[5/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
凄い事だと思うんだが」
「うるっさいわねー。リュウキやキリト達を見ちゃうと麻痺っちゃうのよ。それに、こちとら戦闘職じゃなく鍛冶職だけど、それでもプライドっていうのがあるの!」
キリトのツッコミに抗議するリズ。SAO帰還者としての間合いの取り方。相手と合わせる呼吸。何より死線を乗り越えた戦いを経験した事。それを踏まえて やっぱり負ける〜と言うのが悔しいものなのだ。ランとユウキのタッグ戦の時だって、シリカと同じように悔しかったのだから。
「でもリュウキ君。ユウキと約束をしてるんじゃなかったの? トーナメントには出て、って。さっき嬉しそうに言ってたよ? 約束したー、ってさ。ちょっと今検診があって来てないけど」
「ぅ。あ、ああ。確かに約束はした……けど」
「女の子との約束を破るのは、酷いですよ? お兄さん」
「うぐっ……」
アスナの言及、そして ユイがアスナの肩から、ひゅんひゅんと飛び上がってリュウキの肩にのった。
「確かに良いとは言ったけど……、開催の規模が第1回とはくらべものにならない程広がってて正直げんなりだよ……。おまけに何でかRYUKIの事もバレてたらしい。流出する様な事は絶対ない、と思ってた自分が恥ずかしい……。一から見直さないとだ」
はぁ〜 と深いため息を吐くリュウキ。
ひょこっと顔を出したシノンが くすっ、と笑いながらつづけた。
「BoBの時はバレてなくて良かったわね。もしあの時バレてたら中継カメラひっきりなしにリュウキを追いかけてきてたかもしれないわよ」
「………その時は、全部壊すから大丈夫だ」
「いや、アレって壊せるようなものじゃないんだけど。でも、リュウキならやりそうよね……」
シノンは苦笑いをした。
因みに 説明すると 以前死銃事件の際に 実は、リュウキの名で大いに盛り上がっていた。死銃の絡みで仲間内ではあまり注目されてなかったのだが、Mストでも何度か持ち上げられたHN:RYUKI。それが大いにGGOの世界を揺らせた。
その名は、世界一のプログラマーであるのと同時に、VRMMOと言うジャンルが始まる以前、ジャンル問わず、様々なオンラインゲームで常にトップランクに位置していた最強の名をほしいままにしていた名前でもある。勿論、それがリュウキ本人。VRMMOと言う自分自身の姿がアバターでとは言え はっきりと見られてしまうという事もあって、色々とVR世界では自重しよう……とか思ったりしてた時期もある様だが、結果は言うまでもない。
そして 以前の戦績も驚愕の一言だ。
中でもFPSでは、怒涛の200連抜き。ジャンルこそ全然違うとはいえ現在ユウキやランが記録した連勝記録のダブルスコア。その伝説は根付いており、ネット動画では未だに人気を博している。更に銃ゲーであるGG
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ