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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
コージVS全ギルド!!? 前篇
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俺はそう言う。

「援護します!!!」

ユキノさんが出る。

「開け、天秤宮の扉、ライブラ!!!!」

出てきたのは、両手に天秤を持ち、
民族衣装のような格好をした褐色肌の女性の姿をした星霊だった。

「ライブラ、標的の重力を変化。」

「了解。」


ズゥゥン!!


「ぅ、ん・・・。」

少し体が重くなったけど、大した問題じゃないなこれぐらいなら。

「雷神の荷電粒子砲!!!!」

記憶造形(メモリーメイク)、燃ユル大地ノ業。」

黒い雷の塊が俺に向かって放ち、下から炎が出てきた。

「ふん!!!!」

だが俺は力ずくでそれらを消した。ただし、本気ではない。
あまり強すぎると大怪我の可能性もあるからだ。

「ならば・・・開け、蛇遣座の扉、オフィウクス!!!!」

ユキノさんは黄道十二門をも凌ぐと言われる13番目の星霊を召喚した。
前にも見たけど、巨大なヘビの姿だ。

「動きを押さえてください。」

ユキノさんがそう言うと、オフィウクスは俺に向かってきた。
巻きつくつもりだろうか・・・・・・。

「ふん!!」

だがどうやろうとも、そんな事はさせない。
俺はオフィウクスを殴った。

「岩壁!!!!」


ゴゴゴゴッ!!!ドォン!!!!


「すみません、ガルーザ様。」

「・・・気にするな・・・だが・・・オフィウクス・・・すまん・・・。」

「いえ・・・(わたくし)の未熟さゆえ・・・・・・。」

飛ばされたオフィウクスがユキノさん達に当たりそうになったが、
ガルーザさんが巨大な岩の壁で防いだ。
だがオフィウクスは岩の壁にぶつかりダメージを受けた為、
閉門してしまったのだった。

「・・・だが・・・これで・・・」

「?」

「準備OKだー!!!!」

「ああ!!!!」

スティングさんとローグさんが動き出す様だ。

『おおっと!!!ここで双竜がようやく動き出したぁぁぁっ!!!!』

実況者が大声でそう言う。

「かなり魔力を溜めていたあからな。」

「時間はかかったが・・・一撃でダメージを入れるにはこれしかないからな。
 コージ・フォレトロス、覚悟するがいい。」

「「俺達の最大級の魔法を!!!!」」

来るか・・・!!!!

「「聖影竜閃牙!!!!」」

前にナツさん相手に出した魔法だな・・・・・・ん?

「(よく考えれば・・・・・・この2人の魔法・・・・・・)」

俺はある事に思い出す・・・・・・。

「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」」

『双竜の魔法がコージに襲い掛かる!!!コージは一体どうするか!!?』







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