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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
コージVS全ギルド!!? 前篇
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《マーメイルヒル》のカグラさんや青い天馬(ブルーペガサス)のシンさん、
4つ首の狂犬(クワトロケルベロス)のバッカスさんに蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のジュラさんがいた。

「コージ、皆、お主に用があってのう・・・。」

マスターがそう言う。

「用って・・・?」

俺はその事に尋ねる。

「そんなの決まってんだろ・・・・・・」
























































「お前と勝負しに来たんだよ!!!」

「・・・・・・へ?」

それだけの為に・・・・・・・・・?

「一応言っておくが、今のお前と勝負したいんじゃねえ・・・」

「?」

まさか、だけど・・・・・・













































「ドラゴンのお前と勝負してえんだよ!!!!」

「やっぱり・・・・・・」

そんな気がしたよ・・・。

「大魔闘演武のあのドラゴンとの戦いは俺達の想像以上だった・・・。」

「私達ギルド全員で合わせても勝てなかった・・・。」

シンさんとカグラさんがそう言う。

「俺達はどーして、ドラゴンともう1度戦わねえといけねえって思ったんだよ。」

「ないとは思うが、またドラゴンの脅威があっては、
 滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)でない我々には、もっと力を上げねばならない。」

バッカスさんとジュラさんがそう言う。

「だからこそ、お前と勝負したいんだよっ!!!」

スティングさんが大声でそう言う。

「勝負!!!なら俺と勝負しろーーーー!!!」

何かナツさんが勝手に出てきた。

「落ち着かんか。」


ゴンッ


「ぶべっ!」

マスターは拳を大きくして、ナツさんを止める。

「兎に角、コージ・・・悪いが勝負をしておくれ。」

マスターは少し申し訳なさそうに言った。

「はぁ・・・・・・」

俺はため息をする。実は明日にも仕事の予約があるので・・・

「明日も仕事があるので・・・・・・
 できれば、仕事が終わって余裕があった時でいいですか?」

「・・・そんなに忙しいのか?」

俺の言葉にジュラさんが尋ねる。

「ここ最近、コージ指名の依頼が多くてのう・・・」

俺の代わりにマスターがそう言ってくれた。

「早くても、来週には終わるかと・・・」

「わかった。じゃあその時に連絡を
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