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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第18話:紋章奪還
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、接触と同時に発生した衝撃波で吹き飛ばす。

「ぐっ…こ、ここまでとは…だが、ここまで来て、私の野望を潰されてたまるものか!!」

「「なら、その野望もお前の存在ごと…打ち砕く!!」」

ジュエルビーモンとヴァンデモンが激しい戦いを繰り広げる中、ヴァンデモンのアジトの大輔達は…。

「これがヴァンデモンの棺だ。この中にヴァンデモンの貴重品の品々が入っている。」

「本当だ」

棺の中には紋章の他に様々な珍しい物が入っている。

このデジモンカードは何だろうか?コレクターなのだろうか?

「このカードは現実世界とデジタルワールドを繋ぐ扉の鍵となる物だ。」

「ふーん、まあ要らないな。早く紋章を持って帰ろうぜ」

「ああ、それにしても…ヴァンデモンのパワーがかなりの勢いで落ちている…夜明けはまだだと言うのに…何故だ?」

念の為ヴァンデモンの位置を探っていたウィザーモンだが時間経過と共にヴァンデモンの力が弱まっていくことに疑問を抱く。

「おい、どうしたウィザーモン?」

ブイモンが難しそうな表情を浮かべているウィザーモンを不思議そうに見上げる。

「いや、何でもない。早く紋章を回収しなければ」

慌てて紋章を掴むウィザーモンだが、紋章にヴァンデモンが細工をしていることを知らずに。

しかしその細工がヴァンデモンを危機に至らしめるとは当時のヴァンデモンは思いもしなかったろう。

「むっ!?」

自分以外の存在が紋章に触れたことに気付いたヴァンデモン。

しかし、大きな隙をジュエルビーモンに見せてしまったのは大失敗である。

ヴァンデモンの両肩を掴み、腹部に膝蹴りを叩き込み、そして顎を殴り上げて上空に打ち上げた。

「野望を達成出来なくて残念だったな。スパイクバスター!!」

槍を高速で突き出し、貫通力の高い衝撃波を繰り出す。

流石のヴァンデモンも体に風穴を開けられては生きられないはずだ。

「お、己…この屈辱。忘れぬぞ…!!」

しかしヴァンデモンは直撃する寸前に転移し、自らのアジトに逃亡した。

「…逃げたか、もう大丈夫ですよ。で?パタモンは?」

「「見つからなかった…」」

「…あそこにいるのはパタモンじゃないかな?」

「「え?」」

ワームモンが向いた先には気まずそうな表情のパタモンであった。

しかしタケル達がパタモンの方を向いた途端、パタモンは逃げ出そうとした。

「ネバネバネット!!」

ワームモンが粘着性の糸を吐き出して逃亡を阻止するとワームモンのO☆HA☆NA☆SHIタイム発動。

「あのねえ、パタモン。パートナーデジモンがパートナーの元から離れてどうするの?今回は僕と賢ちゃんがいたから良かったけど下手し
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