暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第17話:記憶復活の経緯
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
終え、コーンの巻紙をゴミ入れに捨てながら呟いた。
実際最早戦いとは言えず、単なるじゃれ合いと化しており、殆どの面子が興味を無くしていた。
「ホーリーリング、ゲット!!」
しかしブイモンがテイルモンの尻尾のホーリーリングを奪ったことで戦局が変わる。
「あ、か、返せ!!」
「断る!!ホーリーリングが無い今のお前なんて俺からすれば単なるネズミ以下!!ブイモンヘッド!!」
「は…はう〜…」
テイルモンの尻尾のホーリーリングを奪って弱体化させた後、渾身の頭突きを頭に喰らわせ、テイルモンは目を回しながら気絶した。
【あ、気絶した】
気絶したテイルモンを見下ろしながら大輔達はこれからどうするか悩む。
「どうするんだいブイモン?」
「大丈夫だ賢、これがある」
「あ、ミーコのケージ…」
「お前どこから出したんだそれ…」
何処からともなく取り出したのはミーコを閉じ込めるためのケージ。
探しても見つからなかったケージがこんな所に…。
「ホーリーリングさえ無ければこいつは成長期と変わらない。だからこいつに入れとけば逃げられない。」
ガシャンと音を鳴らしてケージが閉じられた。
見た目はケージに入れられたネズミ…ではなく子猫にしか見えない。
散々からかい倒された挙げ句ケージに入れられるとは…。
「「可哀想…」」
テイルモンには現実世界に戻る際に妨害を受けたタケルとパタモンもこれには同情せざるを得なかった。
「あ、そうだ」
ブイモンはマジックペンを取り出してゆっくりとテイルモンに歩み寄る。
因みに全員粗方探し回ったのか全員集合する。
「で、寝ている奴への定番悪戯をしてみたんだ。」
【………………】
全員の視線がケージの中に入れられ、顔にマジックで落書きされて羞恥で体を真っ赤にしたテイルモンに集中する。
全員の口元が引き攣っているが、大笑いしないのは彼らの優しさか。
「……な、なあ…何で頭にたんこぶ作って顔に落書きされたテイルモンがケージに………ぷっ、あーっはっはっはっ!!やべえ、腹が…腹が…!!」
「笑うなあっ!!」
顔に書かれた落書きを見ていてとうとう堪えきれなくなった太一が腹を抱えて爆笑し、テイルモンは涙目で叫んだ。
「ぷっ…くくく…お、おい…そのあんまりな姿のテイルモンは何だ…?」
ヤマトはテイルモンを見ないようにしたが、耐えきれずに笑ってしまう。
「何かいきなりムカつく態度取ったから返り討ちにして気絶した後に落書きしてやった。」
「この…鬼!悪魔!モンでなし!!」
「大袈裟な、油性じゃないんだからいいじゃん」
「…ブイモン、これ油性マジックよ?」
「何ぃ!
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ