第12話
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翌日
オーキド研究所の前にハルキはいた。
『では博士、俺もそろそろ行ってきます。』
「あぁ気を付けて行ってくるんじゃぞ?」
『はい』
博士とは手短に挨拶を交わしマサラタウンを後にした。
〜1番道路〜
1番道路を道なりに進む
途中でコラッタを見つける(コラッタしかいない)も主にポッポでバトルを行い順調に経験値を稼いでいた。もちろん協力してくれたコラッタ達には傷薬を吹きかけ、オレンのみを置いておくのを忘れない。
そうしてしばらく歩いていくと
ガサガサ
<ポー>
『ポッポだ。しかもこの傷!!』
傷だらけのポッポに出会った。
ハルキは、急いでポッポを抱きかかえトキワシティに到着した。
ポケモンセンター
「はい、ポッポはすっかり元気になりましたよ!」
『ありがとうございます』
「しかし、あのポッポは1番道路の暴れ者オニスズメ軍団にやられちゃったのね」
『オニスズメ軍団ですか・・・・』
「えぇ、もともとオニスズメやオニドリルは気性の荒い性格と言われているの。それでも、ここまでではなかったんだけどボスが変わったからかしらね」
『ボスが変わった?』
「えぇ、世代交代って言うのかしら・・・・今までいたボスを倒して新たなボスが誕生したの。今までのボスは穏やかな性格だったんだけど。もう、結構トレーナーたちもやられちゃったの。マサラタウンから1番最初の道路だから通るのは新人トレーナーばかりで太刀打ちできなかったのよ。あなたは運がいいわ」
ハルキはあたりを見渡す。確かにいたるところに新人トレーナーの姿があった。
『オニドリルはいつも1番道路にいるんですか?』
「えぇ、そのはずだけど・・・・・・ってあなたまさか!?」
ジョーイが驚愕の表情を見せる。
『そのまさかです。』
「あなたも新人でしょう?やめときなさい」
『確かに新人ですが、誰かがやらないといつまでたっても状況変わらない。むしろどんどん被害増えていきますよ。』
「そ、そうだけど何もあなたじゃなくたって・・・・・・!?」
『逆に誰か行ってくれそうな人知ってるんですか』
ジョーイとハルキの言い合いは人々の注目を集めながらも平行線を辿っていた。
行かせたくはないジョーイと行こうとするハルキの図だ
「ジョーイさん、なら俺が坊主と一緒に行きますよ。」
「な、あなたは?」
「ただのしがないブリーダーです。でもこう見えて今まで旅を続けてたんでかなり自信ありなんで」
「なら、あなたが行けばいいじゃない。」
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