暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十話
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「オータム、ちょっとチクッとするけど我慢しろよ」
「え?」
ガ・ジャルグの装甲内部からインジェクターがせりだし、オータムの中に多量のナノマシンが注入される。
「おい待てオリムライチカ! アタシの体に何しやがった!?」
「害のある物は入れてねぇよ。ISとの親和性を高めるナノマシンだよ」
「ドイツ軍のヴォーダンヴォージェか?」
「いや、ヴォーダンヴォージェみたいな不完全な物じゃぁない。
なに、30分もすればわかるさ」
一夏は今度はスコールの近くへと脚を向けた。
ちょうど、スコールがクラビカルウィングで粒子を収束させ、撃った所だ。
「やっぱり上手いな。お前にアルヴァアロンベースのガ・ボーを渡したのは正解だったなスコール」
「ちょっと、私のキティに何したのよ」
ヴォン…とガ・ボーのビームサーベルが一夏に向けられる。
「お前に打ったのと同じナノマシンだよ」
「あぁ…アラヤシキね」
「まー。ガ・ジャルグをサイコEカーボン満載にしてもよかったけど、オータムは感受性強いからねぇ。
サイコマテリアルなんてのせたら発狂しちまうよ」
「あら、貴方の乗るISはそのサイコマテリアルだけで作るのでしょう?」
「外装は違うけどな」
一夏は大破したカンヘルのフレームのデータを元に、新たなカンヘルを建造している最中だ。
「進捗はどうなのかしら? 貴方の手足とISがふっとんでもう一週間よ?」
「あんまり進んでないなー。ほら、俺って一応学生だし家事とかしないといけないからな」
「子育ても大変ね」
「ほんと束さんには頭が上がんないよ」
一夏がウィンドウをスコールに見せる。
「はい、進捗。まだ手足しか出来てない」
「こんな所で油を売っていていいの?」
「円香のガーディアンの育成はカンヘルよりプライオリティ高いんだよ」
「アレは?」
スコールが指指したのは、垂直跳びで十数メートル跳躍する箒だった。
「あー。あのバカ自分の力の上限把握してねぇみたいだからさ」
「なるほどね………オータムもいつかはああなるのかしら?」
「さぁ? オータムの努力次第じゃね?」
一夏が不意にコルト・ガバメントカスタム:スカーレット・デビルを取りだし、跳躍中の箒の頭にぶち当てた。
が、箒は悶絶こそすれ直ぐに起き上がり、スノースライサーディスク…六方手裏剣を投擲。
ヒョイ、と一夏が避けたのでガ・ボーにスライサーディスクが命中し粉々に砕け散った。
「と、まぁ。五年くらいで拳銃弾のヘッドショットを防げるようになるぞ」
「ちょっと。ISのエネルギーが減ってるんだけど」
「だからそれくらい余裕なんだって。箒
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ