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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百五十話
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「オータム、ちょっとチクッとするけど我慢しろよ」

「え?」

ガ・ジャルグの装甲内部からインジェクターがせりだし、オータムの中に多量のナノマシンが注入される。

「おい待てオリムライチカ! アタシの体に何しやがった!?」

「害のある物は入れてねぇよ。ISとの親和性を高めるナノマシンだよ」

「ドイツ軍のヴォーダンヴォージェか?」

「いや、ヴォーダンヴォージェみたいな不完全な物じゃぁない。
なに、30分もすればわかるさ」



一夏は今度はスコールの近くへと脚を向けた。

ちょうど、スコールがクラビカルウィングで粒子を収束させ、撃った所だ。

「やっぱり上手いな。お前にアルヴァアロンベースのガ・ボーを渡したのは正解だったなスコール」

「ちょっと、私のキティに何したのよ」

ヴォン…とガ・ボーのビームサーベルが一夏に向けられる。

「お前に打ったのと同じナノマシンだよ」

「あぁ…アラヤシキね」

「まー。ガ・ジャルグをサイコEカーボン満載にしてもよかったけど、オータムは感受性強いからねぇ。
サイコマテリアルなんてのせたら発狂しちまうよ」

「あら、貴方の乗るISはそのサイコマテリアルだけで作るのでしょう?」

「外装は違うけどな」

一夏は大破したカンヘルのフレームのデータを元に、新たなカンヘルを建造している最中だ。

「進捗はどうなのかしら? 貴方の手足とISがふっとんでもう一週間よ?」

「あんまり進んでないなー。ほら、俺って一応学生だし家事とかしないといけないからな」

「子育ても大変ね」

「ほんと束さんには頭が上がんないよ」

一夏がウィンドウをスコールに見せる。

「はい、進捗。まだ手足しか出来てない」

「こんな所で油を売っていていいの?」

「円香のガーディアンの育成はカンヘルよりプライオリティ高いんだよ」

「アレは?」

スコールが指指したのは、垂直跳びで十数メートル跳躍する箒だった。

「あー。あのバカ自分の力の上限把握してねぇみたいだからさ」

「なるほどね………オータムもいつかはああなるのかしら?」

「さぁ? オータムの努力次第じゃね?」

一夏が不意にコルト・ガバメントカスタム:スカーレット・デビルを取りだし、跳躍中の箒の頭にぶち当てた。

が、箒は悶絶こそすれ直ぐに起き上がり、スノースライサーディスク…六方手裏剣を投擲。

ヒョイ、と一夏が避けたのでガ・ボーにスライサーディスクが命中し粉々に砕け散った。

「と、まぁ。五年くらいで拳銃弾のヘッドショットを防げるようになるぞ」

「ちょっと。ISのエネルギーが減ってるんだけど」

「だからそれくらい余裕なんだって。箒
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