暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica25-Bインターミドルの好敵手〜Respect〜
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いところだったのに」って溜息を吐いて、空間コンソールを展開。いくらか操作して結界を解除した。
「お疲れ様です、シャル」
「ありがとう、イクス」
「お疲れ、ミカヤちゃん」
「ありがとう、ナカジマちゃん」
イクスがシャルさんに、ノーヴェがミカヤさんにタオルとスポーツドリンクを手渡した。シャルさんがスポーツドリンクを飲んでるところに、「シャル。時間はまだ大丈夫ですか?」ってイクスが尋ねた。昼休みだからずっとは居られないし、シャルさんは部隊長でもあるから。
「大丈夫、大丈夫。わたし1人が抜けたところで問題ないメンバーが揃ってるし、時間だってあと20分も余裕があるし。それに今日の警邏担当エリアはこの付近だからね。心配してくれてありがとう、イクス♪」
「あ、はいっ♪」
シャルさんに頭を撫でられて、イクスは気持ちよさそうに目を細めたんだけど、わたし達の視線に気付いて「ハッ! これは、その、違うです!」って顔を真っ赤にして、シャルさんの手から頭を逸らした。
「イクス。別にそんな恥ずかしがることないと思うけど?」
「そうそう♪ 姉妹のスキンシップなんだから恥ずかしがることないじゃん」
シャルさんがイクスを背中側から抱きしめて、イクスの頭に顎を乗せた上で両手で頭の横を撫で始めて、イクスは「あぅ・・・」さらに顔を赤くして俯いた。
「ところで、ルールーちゃんとリヴィちゃんは、チームナカジマではなかったんだよね?」
「うん。チームホテル・アルピーノ! チームナカジマの合宿先にして今後のカルナージの宿泊施設として名を馳せる予定の♪」
「ホテル・アルピーノの広報班兼従業員(予定)!」
ルールーとリヴィがミカヤさんの問いに、立ち上がってポーズを取りながらそう答えた。そんな2人に「君たちとはスパーリングしなくていいのかい?」っ聞くと、2人はノーヴェを見た。チームナカジマのスパーリングの相手という理由で来てくれたミカヤさんだしね・・・。
「ミカヤちゃんがOKなら、あたしからは何も言うことはないよ。ただ、リヴィアは都市本戦レベルの強さだと考えてる。それはシャルさん達も同意してるよ」
「膨大な魔力に強烈な打撃と射砲撃、それプラスにスキルを併用したスタイルは、割と本気でヤバイ」
ノーヴェとシャルさんがリヴィを見ながらそう評した。ルシルさんも以前、
砲撃番長
(
バスターヘッド
)
ハリー・トライベッカ選手の試合映像を観た上で、リヴィは番長の上位互換だって言ってたし。
「ほう。それはまた胸の躍る試合が出来そうだ。今日は15時まで暇がある。リヴィちゃん、午後からでも一度手合わせをお願い出来ないか?」
「おお! もちろんです!」
ミカヤさんから直々にお願いされるなんて羨ましいな〜なんて思っ
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