第七千三百九十四話 フレンドリーロシア
[8]前話 [2]次話
第七千三百九十四話 フレンドリーロシア
ロシアの料理コーナーに行くとシェフ姿のロシアが素朴な笑顔でハンガリーとセーシェルに言ってきました。
「どんどん食べてね」
「あれっ、やっぱり何もないですよ」
セーシェルはそんなロシアを見てハンガリーに言いました。
「怖くないです」
「だってこんな時に怒ったりしても仕方ないよ」
このことは弁えているロシアです。
「誰かの悪口を言ったりもしないよ」
「ほら、こう言っていますよ」
「アメリカ君や中国君や日本君も大歓迎だよ」
何気に仲の悪い相手は意識しています。
「けれど本当に文化祭は文化だからね」
「戦争とか紛争とか対立はなしなのね」
「そうだよ、だから君達も楽しんでね」
そうして飲んで食べて欲しいというのです。
「そうしてね」
「じゃあね」
「頂きます」
「お酒はウォッカ以外もあるよ」
ロシアといえばこのお酒でもです、他のお酒もちゃんと用意してそのうえでおもてなしをしてくれるというのです。
第七千三百九十四話 完
2018・11・11
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ