暁 〜小説投稿サイト〜
真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
綾と車いすの少女と青年
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こからでられませえええええんあっははははははははhhhhhhhhhhh』

 甲高い男性とも女性ともわからない声の笑い声が部屋中に声が響きブツリと切れた。

「な・・・なんや・・・これ」

「一体どうなってるというんだ!」

 悪趣味な、悪趣味な奴だったなそう言えば
二人を見ると、電話をかけようとした八神は恐怖で顔が青ざめていて、
野見山は不安そうな顔をしていた。

「大丈夫だ、先生が何とかするから!」

「野見山さんは、先生だったのか」

「そうだよ、南條君。僕は山乃瀬学院の先生をしてます」

 山乃瀬学院というのは、ここも良いところの学校だな
私立聖祥大学付属といい私立多くないかここの地域は・・・

「俺は私立聖祥大学付属小学校3年だな」

「私もや」

「は?」

 おい、この世界の小学生は異常生物ばかりか?
全員が小学生探偵か何かだというのだろうか

「二人ともすごくしっかりしてるね」

「私は、理由があって一人で生活してますから」

「俺は訳ありでね、先生はここがどこかわかるのか?」

「残念ながら、僕自身理由がわからないんだ
徹夜で授業の教材を作っていてね、家での作業は出来たから、
明日のために完成させようと学校に行こうとして、
バスで、うたた寝をして気づいたらここで」

「私もや」

「俺は今日、プールに誘われてな、そこに行く途中で眩暈にあってしまってな」

「綾さん、えっとな、まだプールには時期が早いんと違うんか?」

「誘ったやつが言うには市民センターかなんかの温水プールらしい」

「ええなぁ」

「もしここが抜けたらくればいい」

「お誘いは嬉しいんやけどな、これから診察が待ってるんや
石田先生も待ってるはずやろうから」

「そうか」

「ありがとうな」

「雑談はここまででいいか、なんだこの部屋は?」

「5つの学校の掃除道具が入ってそうなロッカーが5つあるぐらいか?」

「先生と綾さん、これ見てえな」

 俺は八神に言われた床を見てみるとこんな文字がうっすらと書かれていた

『ここにはロッカーがある。ここにはロッカーしかない。さぁ出口はどこでしょう』

 本当に馬鹿にしやがって、今度見かけたら絶対にぶんなぐってやる
名付け親かなんか知らねえが、こんなふざけたことしやがって・・・

「何でしょうか、これは」

 先生が不思議そうに言ってる

「多分意味なんてねえよ、俺たちが恐怖を感じて楽しんでるだけだぜ」

「なんでそんなことがわかるんや」

 これをやったやつを知ってるとは言えんな

「こんなことをやる奴だぞ
殺すつもりならもう、何かしてると思うし
身代金というのなら
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