暁 〜小説投稿サイト〜
真説魔法少女リリカルなのはエトランゼ改
2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
綾と車いすの少女と青年
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 なんだこの異質な空間は?

≪ティア瞬間移動は?≫

≪不可です。綾様以上の力で押さえつけれれています≫

≪ダメもとで次元移動は≫

≪残念ですが≫

≪そうか≫

 俺は車いすのガキから声をかけた。
子供の方が心配だからな

「おい」

 車いすの少女はきょろきょろと周囲を見渡し、俺が後ろにいるのを気づいたみたいだった。
だが顔色はあまりすぐれない感じだ。

「おい、てめえもここに連れられた達か?」

「あなたも?」

 見た感じはすずかやアリサと同じ年頃だろう
車いす生活がいつからかわからないが、体の成長は遅れている感じがする
もしかしたらすずか達より年上かもしれない
すずか達の年頃だったら泣きさけんだりするだろう。
だが理性のある目で周囲を観察したり、俺を見定めてる辺り
小学生の感性には見えない。

「あぁ気づいたらな」

「これ、例の失踪事件に関連があるんとちがう?」

「それはない、その事件は先日解決したからな、だが模範した事件かもしれん」

「なら拉致られたとちがうんか?」

「さぁな、俺も今気づいたばかりだからな、あそこの男性に出も聞いてみるか?」

「そうやな」

 俺は、呆然としている20代半ばの青年に声をかける。
リックを担いでいるから、どこかに旅行者なのかもしれない
俺が声をかけるとホッとした感じだったのだが、俺らの姿を瞬間驚きの顔をしていた。

「俺らと会ったことあったか?」

「あ、いや・・・えっと」

「あのな、多分私らが子供だったから驚いてるんと違うんか?」

「なるほどな、兄ちゃんしっかりしろや」

「あぁ」

≪ティア・・・・おい≫

≪君のデバイスとはここの空間では遮断させてもらったよ
君らがここに来るなんて予想外、どうやら奇々怪々っていうんだっけ?
運命が君らを呼んでいるのかもね
そうそう、綾さんがどうなろうとここでは僕自身干渉はしませんよ
もちろん特別扱いもしないから、ゲームを楽しんでいってください
それでは観察させてもらいましょう≫

「どないしたん?」

 俺は少女の声を聴いてはっとなった。
ちっこの現象の黒幕はこの間の前髪ぱっつん女子か、
去り際に混沌が這いよる(とき)といってたから混沌だな
今の俺らでは正面から反抗が出来ないほどの奴だ
このくだらんゲームをクリアするしかないみたいだな

「本当にどないしたん?」

「大丈夫だ、自己紹介がまだだったな
俺は南條 綾」

「私は八神 はやてや」

「僕は野見山 祐介といいます」

「そや、ちょっと電話してみるわ」

 そう言って八神はスマホでどこかに連絡を取ったのだが・・・

『あなたはこ
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