2部 ジュエルシード事件
2章 ロッカー
綾と車いすの少女と青年
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
なんだこの異質な空間は?
≪ティア瞬間移動は?≫
≪不可です。綾様以上の力で押さえつけれれています≫
≪ダメもとで次元移動は≫
≪残念ですが≫
≪そうか≫
俺は車いすのガキから声をかけた。
子供の方が心配だからな
「おい」
車いすの少女はきょろきょろと周囲を見渡し、俺が後ろにいるのを気づいたみたいだった。
だが顔色はあまりすぐれない感じだ。
「おい、てめえもここに連れられた達か?」
「あなたも?」
見た感じはすずかやアリサと同じ年頃だろう
車いす生活がいつからかわからないが、体の成長は遅れている感じがする
もしかしたらすずか達より年上かもしれない
すずか達の年頃だったら泣きさけんだりするだろう。
だが理性のある目で周囲を観察したり、俺を見定めてる辺り
小学生の感性には見えない。
「あぁ気づいたらな」
「これ、例の失踪事件に関連があるんとちがう?」
「それはない、その事件は先日解決したからな、だが模範した事件かもしれん」
「なら拉致られたとちがうんか?」
「さぁな、俺も今気づいたばかりだからな、あそこの男性に出も聞いてみるか?」
「そうやな」
俺は、呆然としている20代半ばの青年に声をかける。
リックを担いでいるから、どこかに旅行者なのかもしれない
俺が声をかけるとホッとした感じだったのだが、俺らの姿を瞬間驚きの顔をしていた。
「俺らと会ったことあったか?」
「あ、いや・・・えっと」
「あのな、多分私らが子供だったから驚いてるんと違うんか?」
「なるほどな、兄ちゃんしっかりしろや」
「あぁ」
≪ティア・・・・おい≫
≪君のデバイスとはここの空間では遮断させてもらったよ
君らがここに来るなんて予想外、どうやら奇々怪々っていうんだっけ?
運命が君らを呼んでいるのかもね
そうそう、綾さんがどうなろうとここでは僕自身干渉はしませんよ
もちろん特別扱いもしないから、ゲームを楽しんでいってください
それでは観察させてもらいましょう≫
「どないしたん?」
俺は少女の声を聴いてはっとなった。
ちっこの現象の黒幕はこの間の前髪ぱっつん女子か、
去り際に混沌が這いよる刻といってたから混沌だな
今の俺らでは正面から反抗が出来ないほどの奴だ
このくだらんゲームをクリアするしかないみたいだな
「本当にどないしたん?」
「大丈夫だ、自己紹介がまだだったな
俺は南條 綾」
「私は八神 はやてや」
「僕は野見山 祐介といいます」
「そや、ちょっと電話してみるわ」
そう言って八神はスマホでどこかに連絡を取ったのだが・・・
『あなたはこ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ