峰城大付属第一位
[5/6]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の設定も終了だァ!」
最高画質で保存済みだぜェ!
「目覚まし時計のモーニングコールもこれで決まりだなァ」
「……」
驚きを隠せないようだなァ、雪菜さんよォ
「ねえ、百合子君、何で今のを保存しているの?」
羞恥で頬を染めながらも、雪菜は鈴科を涙目で睨む。
「そんなに照れる必要はねェよ、雪菜さん?」
「そのやり切った顔、凄くイラつくんだけど、百合子君?」
「オイオイ、学園のアイドルがそんな言葉遣いをしたらだめですの!」
あ、駄目だわ、今、ハイパーイラッとしたわ
「その手に持つモノを此方に渡しなさい」
「絶対に嫌ですの!」
ヤバイわー、今なら実力行使も辞さないわ
我慢の限界が訪れた雪菜は拳を握り締め、全ての元凶へと足を進める。
「オイオイ、ちょっと待てよ、雪菜さん。オマエのその手は人を殴るためではなく、音楽のためにあるんだろォ?」
「大丈夫、今の私は風紀委員だから」
「ハイ、風紀委員ですの!」
今にも襲い掛かりそうな衝動を雪菜は抑え込む。
「そういう百合子君の手は何のためにあるの?」
「ア?そりゃ勿論、俺の両手は缶コーヒーを掴むためにあるに決まってんじゃねェーの」
「……」
雪菜は元凶を叩き潰すべく鈴科へと覆いかぶさる様に襲い掛かった。
数分後、息を切らしながら階段を駆け上り、北原春希が屋上へと辿り着く。
彼が最初に見た光景は学園のアイドルである小木曽雪菜が学園の第一位である鈴科百合に馬乗りの状態で取っ組み合う姿であった。
- 設定 -
鈴科百合子
・誰もが知る学園都市最強の超能力者である一方通行ではなく、数多の並行世界に存在する"一方通行"に限りなく近い存在。この世界では"鈴科百合子"と名乗っており、本人は女性らしい名前に多少のコンプレックスを持っている。頑なに"百合子"呼びを止めない雪菜には辟易している。また、この世界には学園都市も超能力も存在せず、本人は学生として峰城大付属に通学している。理由は家が近いから、それだけである。能力は持たずとも、その頭脳は全国模試と峰城大付属の試験で入学当初から1位を取り続けるレベルで他者の追随を許さない。趣味は缶コーヒーを買い漁ることであり、彼の独特の口癖も健在。入学当初から小木曽雪菜に何かと話しかけられ、毎日を生きている。最近は彼女を揶揄うことに愉悦を見出し、弄んでいる。だが、なんだかんだ言って彼女には心を許している模様
小木曽雪菜との関係性は現時点では不明
※一方通行に限りなく近い存在であるため"オリ主"タグ入れてます
小木曽雪菜
・原作のメインヒロインの一人。彼女も数多に存在する平行世界の"小木曽雪菜"の一人。峰城大付属にて二年連続でミス峰城大付属に選出
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ