第七千三百九十二話 行くのが怖いけれど
[8]前話 [2]次話
第七千三百九十二話 行くのが怖いけれど
ハンガリーはフランスの料理コーナーからロシアのコーナーに向かいますがここで連れて行くセーシェルに言いました。
「気をつけてね」
「ロシアさんだからですか」
「やっぱり怖いのよ」
このことはどうしても否定出来ないハンガリーです。
「セーシェルちゃんには何もしないでしょうけれど」
「私別にロシアさんから言われたりしたことは」
「ないでしょ」
「はい、むしろ素朴で親切な国だなって」
ロシアの一面であることは確かです。
「思ってます」
「そうよね、けれどね」
「ハンガリーさん達にはですね」
「利害関係があると違うの」
「そうなんですね」
「まあお料理の時は何もしないと思うけれどね」
「警戒は必要ですか」
「ええ、そうしてね」
そこは是非にというのです。
こうお話してです、そのうえでハンガリーはセーシェルをロシアの料理コーナーに連れて行くのでした。
第七千三百九十二話 完
2018・11・10
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ