370部分:第二十四話 私の誠意その八
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、確かに新聞には誹謗中傷も多いです」
王もそのことは認めた。
「それも実に」
「そうです。ですから」
「しかし規制して何かなるものではありません」
「ないとは」
「そうです。人の口を塞いでもそれでことは解決しません」
王は表情を消していた。そのうえでの言葉だった。
「若し私が新聞を規制して口さがない記事を止めたとします」
「そうするべきですが」
「しかしそれで人の言葉は止まるでしょうか」
王はこう首相に話すのであった。
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