第百四十八.五話 下
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
体育祭の練習を終えた放課後。
箒はいつものメンバーと共に帰路についていた。
「ん? アンタたちこっちじゃないの?」
何時もの分かれ道。
弾が離れる十字路で、一夏を抱く箒が何時もならば向かわない方向へ向かう。
「少し用事があってな」
「買い物?」
「そんな所だ」
箒、鈴、弾がそれぞれ別々の方向へと向かう。
「箒? どこ行く気?」
「なぁ一夏」
「んー?」
「今朝の件、不公平だとは思わんか?」
「…………………ヤれってか」
「端的に言えばな」
箒が脚を向けたのは近くの公園だった。
箒は一夏をベンチに置くと、CADを操作し、地面に図形を描いた。
古式魔法を使う式ではなく、古式魔法の陣をつくる魔法式だ。
「箒、あとでちゃんと消せよ」
「わかっているとも」
敷いた陣は鬼門遁行や認識阻害の合成だ。
「さぁ…これで邪魔ははいらないぞ」
ベンチに腰掛けた箒が一夏を対面で抱き、激しいキスを落とす。
貪るような、蹂躙するような一方的なキスだ。
一方的というのは粗っぽいわけではなく、ただただ快楽を叩きつけるキスという意味だ。
「んみゅぁ…?」
一夏は眼をトロンとさせ、箒にされるがままだ。
箒は唇を離すと舌を突き出し、一夏の口に唾を垂らす。
一夏はソレをうけいれ、こくんと飲み込んだ。
「はぁ……はぁ…? ほーきぃ…ほーきぃ…?」
箒は一夏を抱きしめ、その小さな耳に舌を突き混む。
くちゅり…くちり…ちゃぴ…ぷちゅ…
その音が、一夏の脳を激しく犯す。
「ぅあっ…? あぁっ?」
「ふー…」
「ひぅっ?」
「どうだ? 円香達のとは段違いだろう?」
吐息と囁きが、いっそう一夏の理性を溶かす。
箒は左手で一夏を支え、右手を一夏のズボンのチャックへと向けた。
ジィ…とチャックがおろされる。
社会の窓に手を入れた箒はパンツのボタンを開け、一夏の男根を外に出した。
「カチカチだな。朝あれだけ出しておいて」
一夏をクルリと回し、箒の手が男根を握る。
「耳舐め手コキだ。さて何発でるだろうな?」
「あぅぅ…?」
箒の舌が耳を這う度に、男根がぴくんと跳ねる。
しゅり…しゅり…と箒の手が一夏の竿を擦る。
「はぅっ?」
一夏が女のように高い声をあげる。
「我、淫夢をもたらす者。汝が心を犯す者。
LILIN KISS CAST」
囁くような詠唱で、淫魔の口付けが落とされた。
「ひぅぅんっ? やっ? らめっ?」
「くく…先走り汁がどんどん出てくるなぁ」
箒は左手でカリを持って固定すると、一夏の亀頭の先
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ