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永遠の謎
37部分:第三話 甘美な奇蹟その二
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てしまうような気がします。だからこそ気をつけて欲しいのです」
「心配性ですね。母上」
 母のその気遣う言葉を聞いていてだ。苦笑いになってしまって言うのだった。
「私はそこまでは」
「なければいいのですが」
「私は王になります」
 その確かな未来は自分でもわかっていた。そして言うのであった。

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