第七千三百八十七話 絹も
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第七千三百八十七話 絹も
中国の絹、長い間お茶や陶芸品と共に中国の代名詞になっていたものも観てイタリアはこんなことを言いました。
「これで服を作って着てね」
「着飾ったらあるな」
「どれだけ素晴らしいかってね」
「そう思うなら買うよろし」
実に中国らしい返事でした。
「それなりの値段で売るあるよ」
「やっぱり高いのかな」
「絹あるからな」
このこと自体が高値の理由になっています。
「そこは覚悟するよろし」
「そうなるんだね」
「だが高くともだ」
ドイツも絹織物を観て言います。
「それなりの価値はあるな」
「では買うあるか」
「そこは考えさせてくれ」
かなり真剣に答えるドイツでした。
「カードはあるがな」
「高いからね」
どうしてもとです、イタリアはまた言いました。絹は素晴らしいものですが本当に高いです。
第七千三百八十七話 完
2018・11・8
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