暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2220話
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あったのが、サイド6という中立の場所で、戦力も……ジオン軍の用意したMSはともかく、サイド6としてはそう大した物ではなかった。
 だが、これがジオン公国の領土内ともなれば前提条件が色々と違ってきて、今回のような真似をするのは難しくなる。
 それを考えての、嫌そうな表情なのだろう。
 そうなると、次にジオン公国の領土内でそういうのを見つけた時には、俺だけで攻め込んだ方がいいかもしれないな。
 ここまで分かりやすく騒動を起こすのではなく、俺の能力だけで純粋に研究所を制圧してしまえばいいのだから。
 ましてや、俺だけで攻め込むような事になった場合なら、襲撃だと知られるのも遅くなり、見つかる可能性が低くなるのも大きい。
 そうなれば、さっきシーマが言っていたフラナガンを始めとした研究者達にも、逃げられるといった事はないだろう。
 ……うん、今度はそうした方が確実だろう。
 もっとも、そうなればなったで、俺だけで研究所の全てを把握するのは難しいし、それをやるにしても人手が少ないので時間が掛かるという欠点があるのだが。

「ともあれ、その辺の心配はクレイドルに戻ってからだな。研究者達の尋問も、シーマやその部下だけじゃなくて、本職に任せる必要があるだろうし」

 もっとも、人材不足のルナ・ジオンの事を考えれば、その辺りが出来る人数も限られているのだろうが。
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